わたしのファイブルール vol.4|社内報 HAKUTEN COLOR
UNIT1の営業3年目、山村です!
博展女性社員のみなさまを中心に、私生活やお仕事についてインタビューをするシリーズ企画「わたしのファイブルール」の第4回目になります。
第4回目のインタビューイーは、UNIT1デザインルーム所属で他社に常駐中の萩原さんです。
UNIT1 萩原さん
▼編集メンバーの紹介
山村(写真左):UNIT1所属。2019年新卒入社。主催サポート部署や新規開拓部署を経て、現在は官公庁案件の担当。官公庁案件ですが、toCイベントです。「なんでもやります!」精神のせいで平日は仕事まみれですが、休日は愛すべき友人たちと遊びまくっております♡
阿部(写真右):スプラシア所属。2021年新卒入社。現在の仕事内容は、先輩案件のサポートを主に、インサイドセールスやマーケティング業務も担当。最近コーヒーを飲めるようになったので、コーヒーの飲み比べにハマってます!
お仕事内容について
Q.お仕事内容を教えてください。
「今年7年目のUNIT1のデザイナーです。1年目~4年目までは展示会ブースのデザインを多く担当していました。お客さんが固定されているタイプで、BtoB企業の2社を中心に担当していました。
▼萩原さんが空間デザイナーとして関わったプロジェクトの動画
5年目~6年目からは、仕事内容も拡張し、商環境、イベント、オンラインイベントの3D制作などにも携わりました。
また、去年の7月からは他社さんで常駐しています。そこでの業務は、営業のようなお仕事から、アートディレクターとしてのデザイン管理、ときにはデザイナーとして手を動かしたり、化粧品の企画もしていたり、多くの業務に携わらせていただいています。
その時々の役割や場面に合わせて、頭を切り替えていかないといけないので、ハードではあるけれど、楽しくお仕事しています。」
ーーでは、早速インタビューに移らせていただきます!
ルール1.fashion
Q.働きながら大切にしているファッションポイントはありますか?
「デザイナーなのであった方がいいのは分かっているのですが、全然無くて、、ただ、デザイナーっぽく見えるので、ブラックを基本にしています。
デザイナーが社外にmtgに行った時に、ださい恰好をしているとお客さんが不安になるじゃないですか。なので、ある程度ちゃんとして見えるように、オールブラックにしているんです(笑)。」
ーー今日のオニツカタイガーの靴も真っ黒でかわいいですね!結構厚底ですよね。
「靴でいったらオニツカが好きで、ずっとオニツカを買ってます。ソール部分まで黒のものってなかなか無いんですよね。オールブラックでいいなと思う商品があったら、すぐ買っちゃいます。」
ーー博展のデザイナーの方は、全員基本オールブラックですもんね!みんなで真っ黒に合わせると、おしゃれに見えますよね。
「そうですよね。あと、急に社外に行くぞってなった時に、適当な格好だったとしても黒であれば人前出れるなっていうのはあります。
あとは前まではワンピースが多かったです。一枚黒のワンピ―ス着ていれば、なんとかなるみたいな(笑)。」
ーーオールブラックは1年目からずっとですか?
「たぶん3年目くらいからですね。選ぶのも楽だなーって。結局スティーブ・ジョブズと同じ発想になってくる(笑)。」
ルール2.contents
Q.最近のおすすめコンテンツ/グッズはありますか?おすすめ理由を教えていただきたいです!
「私は基本的に怠惰な人間なんで、常にモチベーションが上がるコンテンツを持ってます(笑)。今回は、お仕事のモチベーションが上がるものをご紹介したいと思います。
最近すごくモチベーションが上がったのが、『宇宙兄弟』というアニメです。
Netflixに登録した時に『あ、宇宙兄弟あるやん。』くらいのテンションで観てみたら、それが想像以上に素敵なお仕事アニメだったんですよ。
登場人物がみんなピュアに宇宙が好きで、紆余曲折ありながらも『それでもやっぱり宇宙に関わっていたい!』という強い気持ちで、頑張り続ける姿がデザインにも通ずるところがあるなと思って。
ただただ、好きという理由で夢を目指す姿がめちゃめちゃかっこいいし、そうありたいなと思わせてくれます。挫折を味わった後の、人への思いや仕事への思いまでをしっかり描いていて、セリフもすごく素敵なんですよね。」
ーー萩原さんがおっしゃるように、アニメはもちろん漫画も、”言語化”がされているのでお仕事のモチベーションを上げやすいですよね。
言葉によって奮い立たされる人って、結構いると思っていて。私は小説がすごい好きで、小説に出てきた言葉をメモしたりとかして、頑張ろうって思うようにしています。萩原さんは小説とかは読まれますか?
「小説も好きです!本の選び方としては作家さんで選ぶというよりかは、タイトルとかあらすじで選びますね。
基本はなんか面白そうだな~とかあらすじへの共感で買うのですが、自然と選ぶのが多くなっている作家さんで言ったら、『西加奈子さん』の本が多いです。」
ーー私も西加奈子さん大好きです!
「作家さんって違う作品でもストーリーや言い回しが似てきてしまう、みたいなところがあると思うんですけど、西さんの本にはそれが無くて、ギャップが激しいんですよね。
そういう面で興味を引くし、普通ではありえないような人物を書くのが上手いなと思っています。」
ーー基本主人公がぶっ飛んでますよね!笑
あと西加奈子さんの作品で言えば家族のお話が多いですよね。
「確かに多いですね!私、家族の話がすごく好きで、映画とかもついつい”家族モノ”の作品を観てしまうんですよね。西加奈子さんの『円卓』は小説を読んでいて、初めて声を出して笑ったほど。主人公一家のパンチの効いたイカれ具合が面白かったです!」
ルール3.action
Q.「ハッピー」に働く為に心がけているアクションはありますか?
「こういうとあれなのですが、、、肉と米を食べること!
これは母の受け売りなのですが、『悩んだ時は肉を食え。肉とか米を食べてないから、パワーが出ないんだ。』っていうことを言われていて。
心と体って密接に繋がっているから、心がダメだから『心を癒そう』ではなくて、『なんか食べる』とか『寝る』とか体を癒すことで、心の悩みを解決することができたりするんです。
だから、自分が仕事をしていて本当にやる気が出ないなという時は、焼き肉を食べに行って『あーなんか元気出た、やっぱり肉が足りてなかった!』みたいな。」
ーー疲れた時には肉と米、分かります!
「あと、真面目な話をすると『ポリシーに固執しないこと』は大事だなと思っています。
自分の作ったポリシーに首を絞められるパターンって結構あると思っていて、『絶対こうでなきゃいけない』とか『私はこうあるべき』みたいな。
『~べき論』みたいなのは、できるだけ柔らかく包んでおいた方がいいなと思ってます。
私が3年目か4年目の時、残業過多で疲れてしまったのもあり、ひたすら案件を回す仕事の仕方をしていて、効率命みたいな姿勢で案件を進めていたんですね。
で、お客さんもそれなりに満足してくれてるし、実際に早く帰れるようになったんですが、『私なんのためにデザイナーになったんだろ』って思い始めてしまって。
そこから効率を追い求めるだけでなく、商環境だったり、オンラインイベントのプロジェクトに携わってみたり、いろんなことに挑戦していきました。その上で、今一番大事だと思っているのが、『無駄を楽しむ』ということです。
『無駄』って言い方すると全方位に語弊が生まれそうですが、デザイナーの先輩の矢野さんと話していたときに『はぎちゃんは、無駄が楽しめないんじゃない?』と言われたことがあって。効率を重視していた私にとってはストンと落ちてくる言葉だったんです。
『今、無駄を楽しんでいるんだったら、それまで効率化を大事にしてきたことって無意味だったんじゃないの?』とか言われがちなんですが、案件を効率的に回すことによって生まれた『余暇の時間』と『無駄を楽しむ時間』を共存させることで、結果的にクオリティの向上に繋がることも多いんです。
最初に『効率化』というのをしっかりやってたからこそ、その『無駄』を楽しむ時間を作れるようになったわけですし。結局それはそれで良かったんだなと、ひしひしと感じているので、”ポリシー”や”価値観”に固執せず、ゆらゆらと生きていこうと思ってます。」
ーー私も3年目を迎えて仕事に慣れてきたこともあって、1年目、2年目の時に大事にしていた、”お客様との丁寧なコミュニケーション”を一番に考えずに、進行をどう効率化させて進めていけばよいのか、という考えに走ってしまうことがあるので、すごく刺さりました。
「3年目~4年目ごろになると、周りを俯瞰して見れるようになったからこそ、そうなってきてしまいますよね。逆にいうと、俯瞰して見れるくらい成長したということだし、多分その効率化もそのうち飽きて、また違う次元に行くと思います。戻ると言うよりは、また別の次元にアップデートして生まれ変わるイメージ!
一回効率的にやってしまうと、非効率的にやることが好きでなくなってしまいますが、無駄を楽しむための心の余裕が生まれたりもするので、そういうのを含めどんどん新しくなっていくと思います。」
ルール4.role model
Q.ご自身のロールモデルはいらっしゃいますか?
「ロールモデル、いないです(笑)。
ロールモデル系の話で、崇拝していた人が何か自分の理想と違うことをしていた時に、失望した話を聞くことが多くて、、、それは勝手すぎるよなって思ってるので、自分の中ではロールモデルはいません。
けど、色んなひとの良いところを少しずつ、かいつまんで、集めて、自分のものにしたいと思っています。誰かのコピーになりたいわけではないから。
じゃあ悩んだときどうしているかというと、『自分が悩んだことは、大体過去の誰かが解決していて、大体その答えは書籍にまとまっている』と想っているので、基本的には本屋に行くようにしています。
仕事であればビジネス書を読んでみたり、人生的な悩みであれば小説を読んだりして、『あー。これ今の悩みに合致するわ。。。』と思いながら読んで解決したりします。」
ーー博展人生の中で、先輩とのコミュニケーションも多く取られていると思いますが、どなたが一番関わりの深い上司の方なんでしょうか?
「クリエイティブの上司でいえば、クリエイティブディレクターの歌代さんが入社時からずっと見てくれていて。評価のフィードバックは、歌代さんがいつもしてくれて、みたいな。」
ーーじゃあ歌代さんのエッセンスも入っていますね!!
「相当入っていると思います。入社して歌代さんの下に入れたのは、とてもラッキーだったと思っています。
あと、社内の関わるメンバーにはとても恵まれていて、営業だと中部営業所の桜本さん、西日本事業所の佐藤さんと一緒に仕事していて、そのお二人は”クリエイターをクリエイター”として見てくれているというか。デザインに対しての責任を取らせてくれるところが、とても素敵だなと思っています。
責任を取らせてくれる人と(桜本さん、佐藤さん)、デザインに対して引き上げてくれる人(歌代さん)と一緒に働けて、すごくよかったなと思っています。」
ーーわたしが新人の時の研修で、佐藤さんが『営業は”クリエイティブの力”を発揮させるためにいる存在だよ』とおっしゃっていた記憶があります。
「良いことおっしゃいますね、佐藤さんカッコイイ!!笑」
ルール5.character
Q.自分の個性や、性格として意識していることはありますか?
「大体笑っていると思います。あんまり、怒りという感情が継続することもないし、人に向けたくない気持ちが強いです。その『怒り』の感情を人に向けないことは意識していて、何かとんでもないミスをしていたとしても、基本的に報告してくれたことに対して、怒鳴り散らかすということは、絶対違うと思っています。
『怒鳴るということは怠惰だ』という話があって、指摘するとか相手をたしなめるのは必要だけれども、怒鳴るって、相手が萎縮しちゃって何も言い返せない状態で、自分が上に立てる一番簡単な方法なんですよ。
相手が『説明するのが怖い』など誤魔化したりしないような対応をすることを心掛けていて、その結果、いつも笑っていることに繋がっていると感じています。」
さいごに
ーー萩原さん、インタビューに快く答えてくださり、ありがとうございました!
部会にて他社での常駐についてお話されていた時から、一度お話してみたいなと思っていて、ファイブルールを通してこのような機会をいただき幸せな時間でした。西加奈子トークもできて(本編ではカットしていますが笑)、お仕事のお話もとても楽しかったです。
心と体は繋がっているから、わたしは今日も肉と米を食べたいと思います。
いつか、萩原さんとお仕事ご一緒したいです。
最後ラブレターになってしまいました、、、w 本当にありがとうございました!(山村)
みなさま最後まで目を通していただいてありがとうございました♡
次回インタビューもお楽しみに!
▼関連記事