見出し画像

『社会思想史を学ぶ』

『社会思想史を学ぶ』

著者:山脇直司
出版社:筑摩書房(ちくま新書)
発行年:2009年12月10日

----------------------------------------------------------------------------
(内容紹介)
いま社会思想史を学ぶ意義はどこにあるのか? 90年代以降、世界そして日本社会のありようは激しく揺れ動いてきた。明日への不透明感は増す一方であり、人びとの抱く閉塞感も高まるばかりだ。そうした時代だからこそ「いま、ここ」をとらえるための揺るぎない視座を手に入れる必要がある。社会思想史を学ぶとは、まさに、過去の思想との対話を通じて現代世界を眺める座標軸を獲得することだ。近代啓蒙からポストモダンまで、重要思想の核心をクリアに一望する入門書決定版。
----------------------------------------------------------------------------
 通勤中に少しずつ読み進めました。2か月以上かかりました。著者は、〈社会思想史とは、歴史的に形成された現代社会を思想というフィルターを通してとらえ、未来社会を構想するための、過去の思想の蓄積との対話である〉(p.11)と考えているそうです。なるほど……。
 思想史に興味があり本書を読み始めたのですが、「入門書」ながらなかなか歯ごたえがある内容で、私の現時点での読解力・知識量では上手に飲み込むことができませんでした。何と言いますか、結構悔しい。これにめげずにいつかリトライしたいと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?