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『天才はあきらめた』

『天才はあきらめた』

著者:山里亮太
出版社:朝日新聞出版(朝日文庫)
発行年:2018年7月30日

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(内容紹介)
「自分は天才じゃない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里亮太は、日々のくやしさを燃料に今日も爆走する。コンビ不仲の時代を乗り越え、見えた景色とは。格好悪いことも全て書いた芸人の魂の記録。《解説・若林正恭》
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 本書は、2006年11月に刊行された『天才になりたい』を改題し大幅に加筆修正したのを文庫化したものです。私はオードリーが好きなので、おのずと若林さん関連で山里さんへの関心も高まっています。予想以上に赤裸々に色々と書かれていました。あまりお近づきになりたくないような言動も書かれていて、正直なところまあまあひきましたが、逆にすごい人間臭いとも捉えることができて、一筋縄ではいかない人物だなと思いました。また、ページをめくっているうちに、「さんまのスーパーからくりTV」のことを思い出しました。からくりビデオレターやご長寿早押しクイズ、かえうたなど、強いコンテンツだらけで毎週家族で観ていました。そのなかに、南海キャンディーズのしずちゃんがボクシングに挑戦する回もありました。うろ覚えですが、確かに山里さんとしずちゃんの仲があまり良くなかった印象があったなあと。そして、若林さんがラジオで仰っていたように、文庫化する際に加筆修正したはずなのに「若林」や「たりないふたり」などの記載がないということ。春日さんばりに笑ってしまいました。

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