マカオ風景録、その3

マカオ政府観光局のキャンペーンの一環で、現地からあれこれ発信するひとりに選んでいただけました。マカオは20年前までポルトガル領、その面影がしのばれる建物もいっぱい、世界遺産になっているものも数多くありました。アジアンらしい雑多で力強い部分から、一気に欧州的な空気が漂うエリアに変わる面白さ、マカオの醍醐味でした。

トップ画像が聖ラザロ教会、こちらがその周辺の様子。いわゆるラザロ地区です。ポルトガル製品のおみやげショップなんかもあるそうですよ。

この坂の感じ、惹かれましたねえ……。右手にラザロ教会、奥が学校になっていて、元気な子供たちの声が響いてきました。

近くにあったよろず屋さん。いい店構え。右上にぶら下がってるトイレの詰まりを直すの、赤色ってのがいいですねえ。マカオはこういうよろず屋さんがたくさんありました。

ここも、まったくなじみのない景色なのに妙な懐かしさをたまらなく覚えたスポット。こういう気分を旅情と呼ぶのだろうか。

このアパートメントも素晴らしかった。なんて見事にパターンが違うんだろう。

今の時期のマカオはとにかく蒸し暑い。歩くのは楽しいけど、やっぱり汗もかきます。水分補給、市民のみなさんもマメにやられてました。そうそう、熱中症怖いんだよな。こちらのショップでミネラルウォーターを買いましたよ。ちなみに冷えてるのもありますが、常温で置かれてることも多いです。向こうのひとは暑くとも冷たいもの体に入れない。食堂なんかでは白湯をもらってる人の姿もけっこう見かけました。

中ではパンが売られてます。パン屋さんがマカオ半島にはたくさんあって、どこも日本の懐かしいパン屋さん的なラインナップでした。

こちらの店員さん、汗をかいてる僕を気遣ってペーパータオルを差し出してくれました。ありがとう。記念撮影をお願いしましたよ。

先のショップからほど近いところにあった円形駐車場。格子と柵のデザインがこれまたかわいらしい。

マカオの一大マーケット、紅街市。

紅街市の別の入り口。

市の外にもマーケットが。中では鮮魚、野菜、乾物、外では果物が売られていました。

新口岸エリアの酸辣粉のお店。すっぱ辛いヌードル食堂です。ホテルの近くにあっていつも混んでて、随分と人気でした。実際の麺はまた別にアップしますね。1杯500円しないぐらい。

こちらはスーパーマーケット。今回マカオ半島周って3社ぐらいのスーパーマーケットに出会ったかな。「超級市場＝スーパーマーケット」、分かりやすいですね。

マカオのスーパー、どこにでも当然のように寿司コーナーがありました。「築地」なんて芸が細かいですね。ガリまで売ってるところも！　このスーパーでは寿司コーナーの隣にドリアンが売られていてビックリ。海外に来てるんだなあ……と実感しましたよ。むいたものがパックにもなってましたが、それほど匂わず。マカオのひと、ドリアン大好きという印象です。

このビルと一体化した教会デザイン、好きでした。マカオ、あちこちでマリア像にも出会います。

このアパートメントも素敵だった……ペールブルーの壁面、そして窓の感じがいいですねえ。こういう窓枠って何か様式なのだろうか。

ここから三枚ほど、また市場の写真を。多分、連勝馬路という通りだと思います。活気があって楽しいところでした。食材から屋台、アクセサリー、花などいろいろなものが売られてます。

はざまに近代的なビルが見える対比がいいですねえ。

そしてまた路地裏に入って、こんな景色を眺めてしまう。

このレトロな感じの美容室、妙に心に残ってます。懐かしのスーパーモデル、ヤスミンの雑誌ページの切り抜きと思われるものが貼られてありました。

坂道のエレベーター、ホントありがたい。アーケードがついてるのも嬉しいですね、防犯カメラもあちこちに取り付けてあります。プライバシーの問題はあれど、観光客としてはちょっと安心感増しますわな。

現代的なカフェやパティスリーなども勿論ありますよ。あと1日あったらこっち系もまわりたかったな。

マカオの商店、入り口わきに祠というのか、お線香やお茶などをお供えするところがすごく多かった。あとでフォロワーさんが教えてくださいましたが、道教に関係するもので、土地神様を敬っているのだとか。

高台にギュッと高層建築がある。マカオらしい風景だなーと思って撮りました。

そしてウロウロしてると、またいきなりヨーロッパ的な世界が目の前に。クリームイエローがきれいですねえ。聖ドミニコ教会、1587年創建で、1997年に大規模修復が行われたそうです。

大同広場の泉、実に気持ちのいいところでした。先ごろ亡くなったドリス・デイのヒット曲『Three coins in the fountain』を思わず口ずさんでしまいましたよ。マカオ風景録、まだまだ続きます。