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【フロファミに続く道】川崎サポ白面、家を買う(1)

前回の方針決定から、半年あまりが経過してしまった。貧乏暇なしな状況ではあるが、その後どう藻掻いていたか、簡潔ながら進捗の報告をしようと思う。

<レギュレーション確認>

(1)等々力陸上競技場(川崎Fホームスタジアム)、麻生グラウンド(川崎F練習場)から、電車で1時間圏内 #必須
(2)徒歩15分圏内に電車2線 #必須
(3)最寄り駅まで徒歩8分以内 #願望
(4)川崎Fが4度目のリーグ優勝を果たすまでの契約を目指す #目標
(5)家購入の暁には、川崎広報に連絡を取る。家購入の話題を、「めざせフロファミ」的テーマで、4ツイート目を記録させる #夢

以上5つが、新居購入における基本骨子だ。縛りがキツイのは特に(1)である。以下、自分が半年間でどういう道程を歩んできたのか、お伝えしていこう。


1.インターネット

家探しを初めてから痛感したことだが、

ネット上にあるノウハウは役に立たない。

正確には、「充分なネットノウハウ&リテラシーがある人間と、不動産の基礎知識を有している人間にとっては有用だが、ド初心者にはむしろ害悪」だ。よって、家を買う基本のハウツー取得は、自分の場合は後述する図書資料を頼ることにした。

それじゃあ、全く出番がないかというとそうでもない。前述のレギュレーション(1)を達成する上で、ネット検索は必須なのだ。よってネットの出番は専ら、

・条件に合致する駅周辺の物件検索

・不動産屋との連絡

になる。これに時折、目についた昨今の住宅事情記事を読むぐらいか。少なくとも、自分にとって家探しの主軸になるアプローチではない。

2.図書資料

個人的に1番しっくり来たのは図書資料だ。紙媒体と電子書籍併せて、20冊ほどは購入している。その内読み終えたのは半分程度だが、

"複数の資料で共通して書いてある約束事は、極めて信憑性が高い"

だ。一例を挙げれば、

・家を買うには契約書だけでもン十万単位の金がかかる

・住宅の床面積が50㎡以上であれば税率が軽減される

・土地を買うだけでは自由に家は建てられない

等など。どれも初めて知る情報ばかりで新鮮だった。

その上で、自分の場合はレギュレーションの縛りがあるため、どの制度は活用可能か、どの部分で余計な出費を強いられそうなのか。この検証はライフワークとなっている。

3.経験者からの情報

これは玉石混交なのだが、やはり先人の知恵は軽視できない。

①どんな条件で②どんな物件を購入し③どんな問題が生じたか

は、家探しの大きな指針になっている。

しかし、話を聞いてみると、意外と大胆に家を購入している人の多いことに驚く。後から便利な制度あれこれを知り、がっかりした……という経験談をいくつか聞いた。

いかに家探しに、慎重さが求められるかという教訓と感じる。

4.不動産屋

今回のレギュレーションで、結局のところ最も頼りになるのは、やはり地元の不動産屋である。

インターネット上で売りに出されている物件には、どだい限りがある。結局、いくつか目星をつけた駅周辺の不動産屋を出来る限り当たり、条件を伝えて連絡を待つ。地道な営業活動を繰り返すが如く、である。

不思議なもので、何軒も不動産屋を回っていると、信頼できそうな相手というのが、まずまず見えてくるものである。

・物件のメリットとデメリットを、しっかりと説明してくれる人

・こちらの予算や条件を聞いた後も、急かさず待ってくれる人

辺りはハズレがない。反対に、

・「待ってると売り切れてしまいます!お買い得です!」等煽ってくる人

・「他にも希望者複数いるので……」的に揺さぶってくる人

この辺はまず危ない。早々に離れることにしている。

総じて、彼らはなるべく高く売りたい。自分はなるべく安く買いたい。

それでも、互いの妥協点を見つけてセッションを繰り返すことが、家探しの基本となることを学んだ。

<成果&ご報告>

して、肝心のここまでの成果であるが、

実は、あった。

予算内で条件を満たす物件自体には出会えたのだ。しかも2軒も。

しかし、結局どちらも購入には至らなかった。後はどれだけ、自分に利する制度が活用できるか…と考える間もなく、どちらも諦めざるを得ない状況に追い込まれた。

勿論、これには理由がある。今回加わる(6)の、新たなレギュレーションが、大きな、大きな障壁となって立ちふさがった為だ。

(6)パートナーの要求を満たす #必須

……これがいかに難題か。ここで書くにはあまりに膨大な量になるため、この続きは、別の機会に綴っていこうと思う。

<了>


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