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[my camera] minolta SR-7

こんにちは、薄明です。手持ちのフィルムカメラの簡単な紹介と、そのカメラで撮った写真を何枚かあげていきます。これはその第8弾です。過去のシリーズはマガジンから辿れますのでよろしければどうぞ。

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今回はminoltaのフィルムカメラのうちの一つ、SR-7を紹介します。紹介するというか、撮った写真をあげていきます。

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SR-7はミノルタのSRマウントのフィルム一眼レフです。機械式でシャッタースピードは1/1000まであり、ファインダー内ではないのですが露出計がついています。SR-1のフォルムへの愛は以前ブログで気持ち悪いくらい語ったのですが、SR-7もそれに通じる美しさがあります。

SR-1やSR-3ほどではないのですがボディをつかんだ時の腰回りの丸みはほどほどに、しかしごつごつはしすぎず非常にスタイルがいいです。そしてペンタ部の角度が素晴らしく、またその鋭い稜線もまた、頭頂部に至ればすっと美しく曲線を描くさまは芸術品と言っても過言ではありません。minoltaのロゴも非常に上品です。

シャッターはミノルタらしい手ごたえで心地いい。NikonともCanonとももちろんOLYMPUSともPentaxとも違う、やはりそれぞれ違うのですが、ガションとカションの間くらい。巻き上げはやや華奢な体に無理をさせているような気持ちになります。OM-1ほどではないのですが。あるいはこれは単に私の持っているSR-7の巻き上げが硬いだけなのかもしれません。

私が持っているSRマウントのレンズは、2020年5月現在では以下の通りです。

・MD W.ROKKOR 28mm f/2.8(カビクモリ玉)
・MC W.ROKKOR 28mm f/3.5
・SOLIGOR 35mm f/2.8 (SRマウント)
・MC W.ROKKOR 35mm f/2.8
・MD ROKKOR 50mm f/1.7
・AUTO ROKKOR-PF 55mm f/1.8
・ROKKOR-TC 100mm f/4(ややカビ玉)
・TELE ROKKOR 135mm f/3.5

ROKKORではないSOLIGOR 35mm f/2.8はたまたま立ち寄ったカメラ屋さんで、見慣れない名前だったのでお店の人に聞いたところSRマウントですよと教えてもらい、即購入しました。カラーとモノクロ両方撮ってみましたが、いい感じです。

ROKKOR-TC 100mm f/4はマウンテンロッコールと呼ばれるプリセット絞りのトリプレットレンズで、最初使い方がわからずネットで検索して使えるようになりました。これは私の祖父の遺品で、段ボールに長年眠っていたようでかなり状態がよろしくなかったのですが、分解清掃まではいかずともある程度綺麗になりました。使ってみると中々いい距離で面白いし、なによりコンパクトです。135mmの出番がますます減ってしまっているのが心苦しいですが(以下の作例でも確か一枚もない…)。

一番稼働率が高いのはAUTO ROKKOR-PF 55mm f/1.8です。コンパクトでレンズのデザインもすっきりして美しく、金属製で触っていて気持ちいいです。写りも全く不満がなく、とりあえず着けるのに迷ったらこれです。

一番最近買ったのはMC W.ROKKOR-HG 35mm f/2.8で、つい先週くらいに買ったばかりで作例もなにもありません。ですので、また後日撮りきったらここに追加しようかと思います。

能書きはこのあたりで、以下フィルムごとに数枚ずつ写真をあげていきます。後になればなるほど最近の写真になります。

film : FUJICOLOR C200

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昨年の紫陽花です。もうそういう季節になってきました。紫陽花は私が昔から好きな花のひとつです。花も好きなのですが、葉っぱも好きなのですよね。

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film : Kodak Color Plus 200

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film : FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

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film : FUJIFILM 記録用カラーフィルム100

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film : FUJIFILM NEOPAN ACROS100II

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こんな感じです。意外とモノクロは最近撮ったACROS100IIの一本だけでした。いや、正確に言うとちゃんとフィルムカメラを使い始める前の、確か十数年前に数本撮ってはいるのですが、露出のろの字もわかっていなかったころでネガも今どこにあるかわかりません。数枚プリントがアルバムに挟んであったりはするのですが。フィルムも何を使っていただろう。多分PRESTOとかそのあたりだったと思います。あの頃にフィルムカメラにはまっていたらなあと思います。まだフィルムはかなり安かったように思います。

minolta機はたびたび故障の憂き目にあっており、なんとなく危なっかしいイメージを個人的に持ってはいるのですが、それでもやはり好きです。Nikonが丈夫すぎるだけなんだろうなあと思います。どのカメラも何十年、下手したら半世紀に届くものも増えてきそうです。これからもフィルムがそこそこの金額で遊べそうな間は元気に動いていてほしいなと思います。

それでは、よき写真生活を。


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