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鬱という心が風邪をひいた状態になりました②




自分で自分のコントロールができない状態が続き、
朝から夜まで苦しみ続けました。
”鬱”ってのが正直わからないと思っていたのですが、
当事者になり、その苦しみや何もできない感覚が理解できました。
そして”頑張って”や”大したことない気にするな”みたいな言葉に逆に心が抉られることもありました。

とにかく”不安”で押しつぶされそうな時も、頭では”大丈夫”と思っていても不安は消えません。
頭で理解しても心が理解してくれないのです。
涙は出るし、そわそわして、ずっと後ろから怒られてます。

何かはしてたいと色々とやりましたが、頭が動かないので、勉強系はだめです。
夜の散歩が効果はありました。
歩くってことでソワソワは抑えられました。
毎日歩く習慣はできたのですが、10キロ近く歩くので、足はずっと筋肉痛でした。
あとアプリゲームも気を紛らわせてくれました。
ドラクエ8を携帯アプリでやっていたのですが、プレイ時間がすごいことになりました。

そして色々とやった中でも一番だったのがSNSです。
メジャーなやつではなく、”GRAVITY"ってやつです。
マイナーなやつですが、アバターで登録するので、思い思いに投稿する人が多いです。
日々の愚痴をとにかく言ってる方、心が病んでる方、逃げ場を探してる方など、
通常のSNSでは居場所がない方々が流れてる、そんなSNSでした。
私も誰かに吐き出したくて、ここに重い思いに呟いてたら反応もらえたり、似たような立場の方がいたり、
メッセージのやり取りをする仲間もできて、”居場所”ができました。
名前も顔もわからない人たちですが、仲間って思える人に会えてました。
やっぱり人との繋がりって大切だなと感じた一件でもあります。
自分も体調が悪いのですが、人の投稿を見ながら、コメントを出しては自己肯定感を上げてるそんな日々でした。

休むってこともどうしていいかはありましたが、
毎日9−10時間は寝て、ゆっくりと散歩をしたり、人とあって話したり、
過去の思い出の場所を巡ったり、そんな時間を過ごしておりました。

ただ自分で乗り越えようとしてましたが、乗り越えることができず、
病院に行くことを決意いたしました。
精神科ってあんまりいいイメージがなかったので、きがすすまなかったですが、
せめて薬をもらって飲むことで何か改善の糸口が掴めればと思い、決意しました。

つづく

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