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詩 熱帯夜から

暑くてクーラーをかけて寝て
寒くて夜中に目を覚ます

窓を開けると
外は涼しい

クーラーを切って
やっと寝入る

ラジオ体操の歌が聞える
窓が開いてたことに気づく

ラジオ体操のカードを
首からぶら下げて

ハンコを押してもらったのは
どのくらい前か

こんな風に時間が過ぎて
周りのすべては変わってゆく

あの頃はもっていたもの
今は失ったもの

なんのために
時間は過ぎたのだろう

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