ハコの中でのヒトリゴトその10(※まぁまぁ長文です)

こんばんは。
ハコノです。ご無沙汰しております!
ブログ書こう書こう書こう∞…そう思い立ってから、かれこれ2か月は優に過ぎていると思います。思い立ったが吉日なのに、その吉日すら覚えていない。笑

今日はちょっとした番外編?です。
音楽をやってみて思ったこととか。
そんなんと、個人的素敵写真を置いていこうかなと思っています。
(次回は曲をちゃー--んと紹介するのでお見逃しなく!!)





最近のハコノ

最近お世話になっている、否、なりまくっている方達がブログに小見出しをつけていらっしゃるので私も見習ってつけてみました。
それがものすんごい読みやすいの。私ゃ、だらだらんと書いてたんやなと反省。皆さん考えてはる。すごい。

最近の私ですが、なんかいつの間にかめちゃくちゃやることを抱えてしまい、
「リスケしなきゃ」

だの、

「ミーティング!資料作り!」

だのという具合で(たとえで書いたけどこんな発言とかお仕事、生きててしたことないや笑)、

THE忙しい感じを醸し出す割に出来てないキャリアウーマンもどきのような日々を送っておりました。笑

事実、前回のブログに「曲は抱えたくない」と書いたのですが、数日前まで答えの見えない2曲と、お世話になりまくりな方との新たなコラボ曲たちが2曲。
その他リリース準備もしたいので全部並行して進めたいのにも関わらず、日々の労働や細かいこと達が行く手を阻むようにタイミングよく(?)登場してくるのです。RPGでいう敵キャラみたいな感じなんかな。
レベル上げにはもってこいなんやけどね。
で、その中で曲を作っていたら華麗に詰んでしまったので今回はそんなお話を先に。

コラボでつくる

まず、コラボに関しては、ありがたいことにこちらの作ったメロディや曲の感じを最大限に活かして寄り添ってビートや曲をつけてくださるので、私も後光眩しい仏様のような方々に甘えまくって好き放題、楽しく作らせていただいてたわけです。
コラボしてくださる方々もこちらの想像してないような、曲にとってのベストな答えをくれるのです。
蓋開けたらこちらの知らない、きらきらな宝物が入ってるような感覚。
(プレッシャーやったらごめんなさい、でもね、ほんとなのです。いつか書きたかったのです。)



そう、私はこのコラボな感覚に慣れ切ってしまっていたのです。



バンドでつくる

一番苦しかったのはバンド内で曲を作ること。
最初セッションして曲作りたくてバンドしよ!ってなったのにいろんな理由で私がバンドの曲を作る流れに。笑
完全にみんなの音に乗っかってそこから方向を決める気でいたので、どうしようかと。

結果、自分が好きな曲ではなくて、みんなが好きそうな曲を作ることをいつの間にか目指すようになってしまいました。




これがいけなかった。





2,3曲作ると構成やメロディがどこかかぶってくる気がしてしまうし、コードもなんか違う。とにかく浮かばない。


びっくりするぐらい全然楽しくないけど、でも曲を作らないとスタジオで何も始められないからとにかく作らなくては、というジレンマ。
たくさん相談させてもらって嫌になるくらい弱音を吐いて、曲は自己表現として好きに作っていいよ的なことを言われていざ作ろうとしたものの、前作った曲をいい感じにアレンジしていただいた時、どうやら私が作ったものをほぼ覚えないままにアレンジされたみたいで、原型をほぼ留めていなかったゆえに私の中で何かがぽっきり折れちゃいました。笑

それはそれで素敵だったし、その方のやり方としてあるものなので素直にすごいと思ったけど、コラボやミックス等お願いする時にある程度メロディのピッチをミックスする方の好みで修正されたりとかそんなんはあったけど、これは初パターンじゃないかしらと。
勝手に自分を追い詰めていた矢先でこの素敵アレンジ。
せっかくだけど、申し訳ないけどなんだか受け止められない自分がいました。
足りない自分が一番悪い。

自信もって!って言ってくれてたりしたけど、ただちょっと積み重ねただけの、中身のない自信を自ら鰹節のようにごりごり削ってってあっという間になくなっちゃいましたよね。よわよわです。アウト。








結果、バンドは解散。
お恥ずかしい限りです。でも合わないところはほんとに嫌なんです。










ーーーーーーーー!!!????







いやいやいや!お前続かなさすぎやろ、
Twitterであんだけ偉そうにいろいろ言ってた割に!?
おいお前フェスはどうした???!
はぁ?やる気あんのか!?
バンドなめんなや!!音楽なめんな!
って、どうぞ優しめにつっこんでください。笑
でも、無理なものはMURIでした。
根性のなさは人一倍、耐久性のなさに優れたハコノ、ここに爆誕。笑

人って簡単に変われんものやなー。





仕切り直しの休日へ

上記の通り、自分を追い詰めすぎてキャリアウーマンどころか最早何もできなくなっていたので、前から予定していた遅めの夏休みを有効に使うことにしました。
本当だったら家で曲作る!映画見る!引きこもり!たまにポテチ!
おひるね!


ってなってたけど、失敗まみれでどろどろに溶けそうな私の様子を見かねた家族に連れられて、ひょんなことから富山に行くことに。

「自然に癒されよう」がテーマの、宇奈月温泉とトロッコの旅+立山アルペンルートの旅 でした。

大阪市内在住の私からしたら普段なかなか触れることのできない大自然だらけで本当に最高でした。
写真もいくつか貼っていこうかな。

黒部のトロッコからの風景。
エメラルドグリーンの水面。もっと水の深さがあったら海みたいな色になっちゃうみたいです。
この美しい色になるための水深が、誰かの手が加えられるでもなくただそこに存在していること、知らぬ間に計算された不思議な割合で完成した景色がただそこにあること、に心奪われました。
これが「自然」なんだなぁと思います。
トロッコの走行音でリズムも取れて楽しい。笑


少し廃墟チックな駅。
宇奈月温泉から立山へ向かう時、この駅で乗り換えて特急で向かいました。
トタン屋根と、古びた柱と小さなベンチのあるシンプルなホーム。
何十年もの間、何人の人の人生や生活がここで交差したんだろうか。
夏が残る晴れ晴れとした青空とは対照的に、この影のある感じに映る駅舎。
なんだか好きです、個人的に。


そして!私が最も心洗われたのがここ。
立山アルペンルートの最高地点、標高約2450mにある室堂(むろど)という場所の近くにある「みくりが池」です。
ここまでの高さまでくると、本当に周りが静かなんです。
観光客の方は他にもたくさんいたけど、その方々の話している声も聞き取れてしまう程、日ごろ生活の中で聞いているような車の走る音やサイレン、動物の鳴き声のような環境音がとにかく無くて、何も話さなければほぼ無音状態。
ストレスがたまっていると本当に何も聴きたくなくなる私からしたら天国でしかないわけです!笑

水面も本当に青くて澄んでいて美しいです。
白い岸辺に近づくほど水の色が淡くなり、グリーンも少し混じったようなグラデーションになっていて惚れ惚れしました。
池の周りが散策できるようになっていて、色んな角度から見てその都度涙するという。笑 
また、行きたい場所ができてしまいました。




わかったことなど



苦しくなってお休みして、美しい自然に癒されてきました。
今回わかったことがたくさんあります。

人を引っ張るの、本当に向いてない!ってことと、
好きかな?気に入るかな?で作ったところで結局だめだ、ということ。
自信はないけど、自分の思っていることと違うことを言われて「違う」と言いたいけど、何がどう違うと感じるのかをうまく伝えられないこと。
まだ知識が足りないこと。
好きなバンドが似通っていてもそのバンドの好きな部分はお互い全然違う、またはその可能性がある、ということ。

そして何より。自分が楽しいものを作っていこうということ。
自信を持つのがいかに大切かということ。
引きこもるだけではなくてもっと外も知っていかないといけないな、ということなど。


病むのはつらい。暗い気持ちは嫌。ただでさえ世の中暗いことが多いし。

だけど、たくさん気づける時でもあるのだねと。

離れるのはつらい。ダメな自分も嫌。

だけど、離れたことで自分がよくわかるのねと。
物事って表裏一体だわ。



そんなことを思っていたら、またありがたいことに、とあるご縁に恵まれまして。
どうなるかは未知数だし再び深い水底へ沈みはしますが、浮かび上がれるよう、ちょっとずつ動いていきます。進めるぞ。



傷ついたり、浮かれたり。
最近めっちゃ生きてる感じするなぁ。私。。

今ふとそう思いました。




ここまで読んでくださってありがとうございました。

おわり













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