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おすすめ度★★ 「話す力―自分の言葉を引き出す方法―」美少女と読むビジネス本!

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おすすめ度 ★★
相手にメッセージを伝える際に必要な力について書かれた本だよ。
偉人の例えが多く書かれていて、モチベーションが上がるね。

今日はD・カーネギー氏の「話す力―自分の言葉を引き出す方法―」について話したいと思う。
まずは、この本をボクなりにまとめると以下のようになるかな。

「①話し方の秘訣は、自分が心から信じることを、相手に対して真摯に話すことである。
②誰であろうと、話す力を獲得したいと思い練習することにより、上手く話せるようになる。」


〜以下詳細〜
本書では、「話す力」を獲得するために必要なポイントを20個説明している。
今回は、ボクが印象に残ったものを3つ紹介したいと思う。

その1:本当のメッセージを持つ
話す前の準備として、分かりやすく話せる事柄、人の心を動かす事例、言わずにはいられない事柄を持つ必要があると筆者は述べているよ。
そうした本物のメッセージを真摯に語る語り手に、人は心を動かされるんだね。

また筆者は、「スピーチは準備がよくできた段階で、既に9割は成功している」と書くほど、準備を重視しているよ。


その2:話の構成を考える
話を行う際には、なぜその話を行うかという目的を明確にしなければ、グダグダになってしまうということだね。
この本は、話を行う際の構成をいくつか紹介してくれているよ。

・スタンダードな構成
①事実を述べる
②それについて論じる
③行動を呼びかける

・聞き手を惹き付けやすい構成
①間違っていると思うことを述べる
②どうすれば解決できるかを示す
③協力を求める

・4分割する構成
①聞き手の関心を得る
②聞き手に信頼される
③事実を述べ、自分の提案には利点があることを教える
④聞き手が行動するように動機づける


その3:相手を愛する
筆者は「聞き手を愛する人は成功する。共感を示し、正直で、親切でいることが最も重要だ」としているよ。
話す態度として、熱意を持って話すこと、自分の話は相手にとって価値があると信じること、ジェスチャーを使って全身を使って表現することを推奨しているよ。

「スピーチの本質とは、精神的なものである。」と書いているように、テクニックよりも気持ちが大切なんだね。


この本を読んでほしい人
・スピーチについて、苦手意識を持っている人

なぜ読んで欲しいか
・テクニックだけではなく、心構えも含めて、話す力の鍛え方を教えてくれるから


100文字で要約
・上手く話せるようになりたいと強く願おう
・自分が話したい内容を、自分の言葉で話せるようになろう
・準備で9割成功が決まると認識しよう
・話す内容について考え続け、何度も練習しよう
・聞き手を愛し、聞き手に共感を示そう

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