日本一大きな県、北海道の入り口に来航してみませんか? #5

先日の日刊政経の1ページ目に

命題『一度はお出で「はこだて」』にと題されて記事が載っていました。

外国人観光客に函館の印象を尋ねると魅力の一つに

『待ちが静か』と答える人がいるそうです。

個人的には函館はすぐクラクションを鳴らす、豪快な道産子気質な人が多いせいか、運転が荒い人が多いような気がしていたけれど、国や地域が変わると人が受け取る印象も大きく変わるんですね。

それが、旅のいいところ。

私は、旅行先で「ザ、観光地」というところも行くのですが、その街並みをただ歩いたり、眺めたりするのがとても好きです。

旅先のスーパーやコンビニに行って地元函館とは違ったものを見つけるのが好きです。

今は流通の便もよくなったので、いつでもどこでも全国、いや、世界各国の魅力的なものがすぐ手に入るようになっている。

それでも、市民の生活に根付いたスーパーやコンビニではジワリぽろりとこぼれているその土地の癖がにじみ出ているのです。

北海道、函館に遊びに来たついでに足を延ばして札幌まで堪能しようと考える人が少なくないですが、このだだっぴろい北海道をちょっとそこまででは乗りこなせないものです。

そこが魅力の一つなんですけどね。

その北海道の入り口に位置する函館の歴史は日本国内のどの都市と比べても異彩を放っているように感じます。

それは、1854年のペリー来航で政界に門戸を開いた日本最古の開港都市であること。

また、独特なくびれが作りだす地形や、街自体の佇まいも日本の他都市では感じることができないものです。

そして、日本最後の内戦終結地となった歴史。

そうした日本人なら誰でも知っている歴史を実感できるのは、維新をまたいで欧米列強の軍艦が蝟集(いしゅう)した函館港を実際に眺め、また、榎本武揚や土方歳三らが立て籠もった五稜郭に実際に佇(たたず)んだ時でしかありえない。

魅力度ランキング第1位を獲得し、国内外から500万人以上もの観光客が訪れる根拠はそこにあると言っても過言ではなのでしょうか。

以前友人が学生の頃訪れた土地でも大人になった今だからこそ味わえるものが多くて、連休には『大人修学旅行』を楽しんでいる。

「街並みや、歴史なんかに自分が興味を持つなんて思いもしなかった」そんな話は他人ごとではないのではないでしょうか?

教科書で習い、若い頃に修学旅行などできても、テレビ番組の特集で観ても、実際にこの地を踏んで風を感じ、住む人に触れてこそ自分の人生という航海をより豊かなものにできると願い函館情報を発信してみます。

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