人との関わりは、“感情という名のゆりかご”そのもの
「人との関わりを避けてはいないだろうか?」
最近は様々なSNSが発展してきている。
そのため、人との“関わり方”が変化してきていることは事実である。
昔のような、ご近所さんとの付き合い、親戚付き合い、自治会、町内会、職場での飲み会はきっと減ってきている。
時代の変化なのであろう。それは仕方ない。
だが、こういった時代だからこそ、リアルでの人との関わりが大切になって来るのだろうと僕は思う。
人との関わりが、なぜ大切なのか?
それは、SNSでは得ることが難しい、肌の感覚。僕はそう思う。
SNSでも人と交流することはできる。
しかし、リアルと比べると圧倒的に情報量が少ない。
文字では“文字”からしか情報を得ることができない。
書いた相手の表情や口調、前後の文脈は想像はすることしかできない。
SNSも良いが、リアルに比べるとやはり味気ない。
でもそれだけ、トラブルが生じることも少ないし、嫌になったらアカウントを消して、辞めて関係を断ち切ることもできる。
リアルでの関わりはどうだろうか。
リスクの塊である。
確かに面倒なことは多い。
僕だって嫌われたこともある。
人との関わりは、面倒で大変で嫌かもしれない。
しかし、皮肉にも、喜びや幸せを感じる時も人との関わりの中である。
人と関わるということは、その相手の生活や暮らし、時には人生にも巻き込まれる時さえあると思う。
悪いことも多い。
でも、自分たった1人の人生だと感じることのない世界へ連れてってくれる機会にだってなりうる。
人生を豊かにすることもできるのだ。
人との関わりは“ゆりかご”のように、
人によって僕の感情を行ったり来たり、上がったり下がったりを繰り返させる。
きっと自分1人だと、そんなに揺れることはないだろう。
SNSでもそこまでの感情の揺らぎはないだろう。
人との関わりは、自分を人間らしくしてくれる。
「おはよう」
たったそれだけでいいから、
人との関わりをはじめてみよう。
きっと何か違う景色が待っている。
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