八画文化会館

あなたの町の隠された秘密を案内するインディペンデント出版社です。廃墟、レトロスポット、ローカル情報をご案内する終末観光マガジンは、紙の本も発行中。

八画文化会館

あなたの町の隠された秘密を案内するインディペンデント出版社です。廃墟、レトロスポット、ローカル情報をご案内する終末観光マガジンは、紙の本も発行中。

    マガジン

    • 終末観光記#01

      日本各地の終末観光スポットの訪問記をメインに、関連本のレビューなど20記事分を更新予定。旅のしおりにどうぞ。

    • 矛盾不純2

      編集部の窓際よりぼちぼち更新します。

    • 「八画文化会館vol.5 特集:駅前文化遺産」電脳β版

      2年ぶりの本誌新刊!2016年冬に紙版発売予定の、八画文化会館5号のnote先行配信です!

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      八画文化会館vol.9 特集:商店綜合型録

       今号の特集テーマの「商店」は、5号の「駅前文化」、8号の「商店街」に続いて、編集部が追ってきた「旧市街地への旅」シリーズの完結篇ってことにしようと思う。有名観光地じゃなくても日本各地には”銘都”と呼びたい素晴らしい旧市街地がたくさんあって、かつての賑わいの痕跡をあちこちで目にすることができる。駅前の雑居ビルや、商店街のピカピカ輝くアーチ、そして個性的な商店の連なり。装飾テントや看板などの細部にまで工夫が凝らされた商店の外装は、訪問者の目を惹きつけてやまない。軒を連ねた商店のディテールの積み重ねが商店街となり、駅前文化を形成して銘都の賑わいを演出しているのだ。ひとつひとつの商店こそが旧市街地の賑わいを支えているといっても過言ではないー―。なんて堅苦しい理屈を抜きにしても、個人商店がいい感じなのは旅好きのみんななら頷いてくれると思うんだけど、じゃあ商店の何をどう見たらいいんだろう。  そう思いながら商店を探して知らない町を歩いていた時に、遠くの方に何か店舗があるのが見えた。遠くてはっきりわからなかったけれど、なんとなく美容院じゃないかと思った。でもなんでおぼろげな佇まいだけで特定の業種が思い浮かんだんだろう。「業種ごとに共通のスタイルがあって通行人にすぐに何屋か訴求できるようになっているからだよ」って正論を唱えてしまいそうになったんだけど、ちょっとよく思い出してみてほしい。じゃあその細部を「よく見た」ことってあっただろうか? 「なぜ三本の線があるとコンビニだと思うんだろう?なぜクリーニング店には動物のマスコットが多いんだろう?なぜ薬局の張り紙はおしゃべりなんだろう?」じっくりと見ていくとたくさん疑問が浮かんできて今まで見えてなかったものが見えてくるようになってきた。すごく楽しい。特集するにあたっては、いま記録しないと失われてしまいそうな「昼間に買い物をしたりサービスを受けたりするための個人商店」をメインに据え、昭和の商店文化とは切っても切れない存在のスーパーマーケットはチェーン店も含めて取り上げた。  7年以上かけて撮り集めてきたこれらの商店のなかには消えてしまったものもたくさんある。町の入れ替わりの激しさに思わずため息が出てしまうけど、だからこそまだあるお店は、ただ存在していてくれるだけで充分。ハイペースに移り変わる町並みのなかで、変わらない姿を見せてくれてるだけで尊いから。大きい波に流されずにマイペースに建ってる商店をゆっくり眺めて、束の間でもそこで過ごせたら、それはとてもしあわせな休息。のんびり歩いたって退屈じゃないし、知らないまちの日常圏を見聞すれば自分の町の魅力や独自性に気づくこともできる。「君のまちにある商店はなんて素敵なんだろなぁ。でも僕のまちにある商店も素敵だったんだなぁ」そんな風にみんなが自分の住んでいる場所の魅力に気づく、ひとつの視点になれたら望外の喜びだ。 (編集のことばより) ◆最終特集◆ 商店綜合型録 松村大輔・碍子系・JP-SUPER・酒井竜次・石川春菜 ■巻頭グラビア  ■理美容院・クリーニング店・メガネ店・電気店・薬局・スーパーマーケット ■ピンポイント鑑賞FILE ■商店を見るならこんなふうに。 おもしろ過ぎて気が散っちゃうよ。(ビロくん)/欲しくなる外装探してます。(卒業生代表)/装飾テントが効いてるね。(内海慶一)/やってるかい?渋い町並みで右左(武部将治)/営業時間外に宿る美しさを求めて(だみあん君)/地下街の矢印に誘われてみる。(Towers) ■座談会「商店文字の話をしよう」藤本健太郎・松村大輔 ■緊急ルポ「商店と新型コロナ」鹿取茂雄 ◆連載◆ REGULAR 国際ニュータカギ会館「楽器屋・レコード屋・本屋・模型屋つれづれ」高木壮太 【判型】B5変型並製(182mm×242mm) 【頁数】96p(オールカラー) 【発行】2022/06 【デザイン】吉川英夫(nout) 【ジャンル】商店街、昭和レトロ、旅行ガイド、サブカルチャー、建築
      1,980円
      八画文化会館の売店
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      八画文化会館vol.8 特集:商店街ノスタルジア

      八画文化会館を立ち上げて10年になりました。気づけば2010年の創刊準備段階からぶらぶら歩いてきた編集部の商店街散歩記録がたまっていたので、今号は商店街特集です。文字、銘都、団地、パチンコ、廃墟、美容院など独自の切り口で町歩きをしている愛好家仲間にも協力してもらいました。それぞれ別の対象を追いかけていても、商店街に寄せる関心は熱く「すべての道は商店街に通じている」んじゃないかとさえ思えてきます。 商店街は、昭和時代の買い物様式を後世に伝える遺跡です。地域の生活を支えた日常遺産であるとともに、街の中央に輝く都市の象徴でもありました。商店街は「道」であり「街」だったのです。また、どこも似ていることも商店街の注目すべき点です。「すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」と異国の文豪が言ったように、商店街は幸せの象徴だったのかもしれません。しかしどの土地にもある「ありふれた場所」に目を凝らし細部まで観察してみると、多くの人々の記憶が堆積した唯一無二の場所だと感じられます。 それぞれの土地にノスタルジアが掻き立てられる原風景のような商店街がありましたが、「道」、「物」、「人」の流れの変化により衰退が危惧されています。人々の想い出が集積された愛着のある場所が、抜け殻のように風化した町並み。商店街がなくなると町の匂いが消え、歓楽街がなくなると町の灯が消えてしまいます。どの土地であっても「ここにいてよかった」と小さな幸せを感じさせてくれる商店街の灯りが、この先少しでも多く残っていますように。 (編集のことばより) ◆特集◆ 商店街ノスタルジア ■巻頭グラビア  ■編集部対談 商店街鑑賞のススメ Special guest松村大輔 ■ノスタルジア備忘録 酒井竜次 ■都市秘境マーケット 戦後の原風景をとどめる市場10選 ■全国銘商店散策 forestbk ■団地商店街の歩き方 チーム4.5畳 ■商店街パチンコ鑑賞 栄華 ■12人に聞きました!マイフェイバリット商店街 ■失われゆくレトロピアの記録 柳ケ瀬商店街高島屋南地区 TEAM酷道よごれん ■不思議な商店街パトロール調査 ■コラム&エッセイ 「商店街に寄り添って暮らす理想の生活」を妄想する(玉置標本)/商店街を歩く理由「焦点を外に」(終末オトナ遠足 エロ司)/対立から共存の時代へ「商店街と大型店」(Jp-Super)/シャッターの向こう側。(高橋さよ)/商店街の本屋 いつもの朝(ブックスルーエ花本武) ◆連載◆ REGULAR 国際ニュータカギ会館「追憶の徳島しんまち界隈」(高木壮太) ◆参加メンバー◆ 酒井竜次/石川春菜/松村大輔/forestbk/チーム4.5畳 けんちん・UC・tamazo/栄華/タケムラナオヤ/道民の人/ムサシノ工務店/藤本健太郎/村田あやこ/三文字昌也/内海皓平/Towers/碍子系/ケブカグラフィックス/ふゅーりー/TEAM酷道 よごれん/玉置標本/終末オトナ遠足 エロ司/JP-Super/高橋さよ/ブックスルーエ 花本武/高木壮太 【判型】B5変型並製(182mm×242mm) 【頁数】96p(4c64p/1c32p) 【発行】2020/07 【デザイン】鈴木隆文(buzz design) 【ジャンル】商店街、昭和レトロ、旅行ガイド、サブカルチャー、建築
      1,980円
      八画文化会館の売店