好きだった配信者がいつの間にかVTuberになってた話

※自分の気持ちの整理のために書いているので誰かを貶したりするような意図は一切ありません。

タイトル通りです。一言で言えば。

取り敢えず、今回筆をとった経緯を少しだけ説明しようと思います。

私はネット配信者のオタクをしています。
生放送したり、動画上げたり、時々歌ったりするあれです。もう何年もその界隈に身を置いているので大手の配信者はだいたい見ているような感じでオタク活動していました。
今回、話題にあげた推しは決して大手とは言えないけれど魅力に溢れた人でした。推しは主にゲームをするタイプの配信者だったので投稿されている動画を見たり、時々ある生放送に参加したりして密かに応援してるような日々を送っていました。

ある時、推しが「VTuberになりたい」と話した時がありました。その企画はどんどん膨らみ資金集めをする段階まで成長していきました。
推しのやりたいことは何としても応援したかったのでもちろん資金を提供したり、宣伝したりと微々たるものではありましたが協力したりして。推しのために、推しのやりたいことならばと私自身も活力に満ちていた時期だったと思います。

願いかなって推しはVTuberになりました。3Dモデルでやる生放送に私はとても感動を覚え、推しが動いているのを見てとても心が満たされるような気がしました。

それから程なくして、推しは突然活動しなくなりました。
活動休止を宣言したわけでもなくピタリと、動画投稿も生放送も無くなってしまいました。
初めは不思議に思っていましたがこの推し以外にも活動している推しがいたのでそちらを目で追っているうちにあまり気にならなくなってきました。

気づいたのは先日です。友人の勧めで流行りに乗り遅れないようにと人気なVTuberの動画を見ていた時、1人のVTuberの声にとても聞き覚えがあったので私は何気なしに検索してみました。

するとそのVTuberの名前の横には活動停止した推しの名前が出てきました。トップには推しについて書かれた記事も数件。私は戸惑いました。推しは推しとしての活動をやめ、新しい人格を形成して活動していることにとてもショックを覚えました。
推しの選んだことなら応援するのがファンだということはわかっていますが、そこにいる推しはもう別の人で今までのように応援するのは無理な気さえしてきて私はなんの罪もない新しい姿の推しと推しの所属する組織に苦手意識を持つようになりました。

推しの夢が叶ったのはファンとしてとても嬉しかったけれど、設定も見た目も異なるのに同じような活動をしている推しを見ていると「あぁ、昔の応援では足りなかったんだ」と思えてきて勝手に悲しくなったりしていました。
きっと規約上、昔の自分のファンに「VTuberになる」と伝えられないだろうし、昔より遥かに人気が出ているので推しとしては今が一番いい調子なんだろうと思います。

私はもう少し心の整理がついてから、新しい姿の推しを応援したいと思います。

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