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大人として知らないとは言いづらいモノランキング

写真は通称・上野セット。アジフライとタコぶつが旨い店、そろそろ行きたいンデス。

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今回は「大人として知らないとは言いづらいモノ」ランキングです。いまさら人には聞けない、聞かない、聞きづらい、しかし自分で調べるまでもないことって、皆さんもありませんか?特に男のレジャーというか、趣味に関することで「何となく知っている」からこその「実は知らない」が僕は多いのです。ちょっと説明が難しいのですが、ランキングを見てもらえれば共感してもらえると信じて参りましょう。

第3位 将棋の駒の動かし方

飛車が真っすぐで角がナナメ、桂馬がナナメ上の1個上で、歩が上段3マスを越えたら金になる、ぐらいの知識は持っています。いつの時代も小学生男子の間で将棋ブームはきますから、将棋を一度もやったことがない人の方が珍しいでしょう。しかし、昔やっていたという自負があるからこそ、抜け落ちた記憶が不安なのです。僕の場合は特に銀。銀はナナメに動けたと思うのですが、前や横には動けたかしら?ていうか、銀が金になったら金の動きになるのかな?その場合、銀の動きはできないってこと?金は後ろナナメだけが無理だっけ?ところで角の「角行」は「かくぎょう」って読むのかな…?と、銀のほころびから将棋の謎が次々と浮かび上がってしまいます。しかし、実生活で将棋を指す機会がないので調べる気にはなりませんし、会話の中で「正しい銀の動き」が登場することもありませんから、これからも僕は「知ってるつもり」を貫くのでしょう。

第2位 麻雀の点計算

将棋と似たようなものですが、いつの時代にも大学生男子の間で麻雀ブームはきますから、僕も大学1年のころに麻雀を覚えました。手積みも楽勝ですし、今でも人並みには打てると自負しています。しかし、麻雀の覚え方が「とにかく場数を踏む」というやり方で、最初から点計算は「点計算ができる人」にお任せして、ひたすら打つというやり方だったのです。結果、気がつけば「点計算ができる人から言われるままに点棒をやりとりする」という、甘やかされお坊ちゃんスタイルが僕の体に染み付いてしまいました。いまだに点計算の仕組みは全くわかりませんが、僕は「点計算ができる人」のことを「銀行の窓口にいる行員さん」と同等のレベルで信用しているので、特に問題はありません。

第1位 ボートレースの最初の駆け引き

街のド真ん中にレース場があるという利点から、昔から福岡市内ではボートレースが盛んです。最近では仕事で行くことも多いのですが、いまだにわからないのが出艇直後、ファンファーレが鳴ってボートが一斉に飛び出してきた後の、第2マークあたりで繰り広げられる「エンジンを切った状態での小競り合い」(編集注=待機行動という舟券推理のための重要なファクターのひとつ)です。ボートレースはインコースが圧倒的に有利だと言いますが、その争いの肝であろう「エンジンを切る」タイミングが各自に任せられているのだとすれば、それはアントニオ猪木VSマサ斎藤の巌流島決戦における「お互いのプライドがルール」みたいなものでしょうか? そもそも、あれってやる必要があるのですか? これはボートレース好きな相方を中心に坂上忍さんや蛭子能収さんにも聞いたことがあるのですが、まだ納得の答えは返ってきません。あれ、何ですか?

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「子供たちに何かメッセージを」と言われたら、僕は必ずこう答えています。

「世の中の半分は知らなくていいことだよ!」

読んでくれて、見つけてくれて、ありがとうございました。