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多動的な生き方

久しぶりに本屋を訪れ、堀江貴文さんの『多動力』が目に留まり、手に取りました。

手に取るのは、2、3年前に刊行されてすぐに読んで以来でした。

当時は多動的に動く堀江さんはすごいなーと思いましたが、今も相変わらず、すごいなーという感想です。
重版が20を超えていて、その意味でもすごいなーと思いました。

さて、本書はインターネット時代で仕事のあり方が垂直統合型から水平分業型になったので、とにかく色々なことをしましょう!というメッセージを持っています。

本業1本だけでなく、色々な柱・軸を持ちなさいってことは、LIFT SHIFTとかでも言われてて、これが今後の生き方の常識になっていくんでしょうかね。
そもそも、昔はみんな個人事業主で色々やってたわけですからね。

そうすると今度は一周回って職人の価値が大きくなったりするんじゃないかと思います。
ぐるぐる回ってるんじゃないかなあという気はします。大分先の話ですけどね。

多動的な過ごし方は少しずつ実践できるようになってきて、タネをまいたり耕したり大変ですが、日々精進と言ったところです。

見切り発車しなさいとか、恥をかけとか、小利口はバカに勝てないとか、色々と勇気づけられる言葉があって、前へ前へというモチベーションを与えてくれます

成功してる人って始めたときの状況聞くと結構見切り発車なんですよね、でもエネルギーを絶やさない。だから、どこかでブワッと火がついて加速していくんでしょうね。

熱しやすく冷めやすい人が時代には合っているそうで、とにかくハマってやりこんだら、急に飽きて次に行くみたいなのがいいみたいです。
色々な活動をやっていると、何かハマるのって結構怖い感じもしますが、そういうの抜きにハマれる人が強いんでしょうね。
そして、それをすぐに捨てられることも。

頭の切り替えが早くないといけないってのがありますね。スマホって1秒で別のことできるので、人間も追いつかないと。

サンクコストって恐ろしくて、時間をかけると抜け出せなくなる人いるんじゃないかと思います。惰性でスマホゲームのイベントこなしてる人とかね。


堀江さんは寿司屋の修行の話で、前に炎上していましたが、知識・ノウハウは以前ほど価値はなくなったことを述べています。

知識・ノウハウを売るよりと意味とか面白さとか感性に関わる部分で売った方がいい時代なんでしょうね。

または、知識・ノウハウの先にある結果に届かせるところまでをビジネスとするか。
ライザップやプログリッドはこれですね。


当時も今も印象的なのは、睡眠は大切と言っていることです。

「睡眠こそ人生を充実させるための最優先事項」とまで言っています。

これは結構、実践できてきたかなと思います。

夜って今日やりたかったけど、やり残したことを考えるじゃないですか。

それをやらないとと思って他ごとやって、「やらないとやらないと」って言い訳しながら起きてることありますよね。

それもサンクコストですね。
今日という時間に見切りをつけられない
見切り発車で寝ましょう。


それから、知らないことは恥ではない。
すぐ調べすぐ聞けということも、結構やれたかなと思います。
調べるのは、自分でできることなのだ、脊髄反射的に知らない言葉みたらすぐにスマホを開く習慣がついてきました。

聞くことは、ちょっと難しくて、論点や疑問をきちんと整理して聞かなければならないと堀江さんがおっしゃるように、的を射た質問をできるように意識しています。
出発点は最終的に何をどこまで理解したいのかを理解しておくことですね。


多動的な考え方・生き方のエッセンスが詰まっているので、定期的に読み返した方がいいねと改めて思いました。

以上です。


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