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企業の方がお仕事をお願いしたいと思う人の特徴

こんにちは。イラストレーターのHaijiです。ほっこり優しい癒し系のイラストを描いています。
【イラストレーター はじめのいっぽ】第七回目は「企業の方がお仕事をお願いしたいと思ってる人の特徴」についてです。

去年私はお付き合いのあるクライアントさんに、「イラストレーターの営業について」の10項目のアンケート調査を行いました。
12社14名の方(出版社、制作会社、印刷会社、個人の編集者さんなど)にアンケートをお願いして、9名の方から有効回答を得ました。
今回の記事ではそのアンケート結果でも一番有効的だと思う部分についてシェアします。


イラストレーターが営業活動をすることについてどう思うか?

まず、この質問に対しては・・・

なんと9名中9名が、「積極的に営業活動したほうがいい」というお答えでした。


○イラストレーターさんの営業活動は常に歓迎です。
○とてもいいと思う。出版社としてもありがたい。
○どんどんアピールしたほうがいい。ただやみくもに送るのではなくて、その企業にあった作品を送ると効果が高いと思う。


などなど。
出版社の方がイラストレーターの営業を歓迎している、ありがたいと思ってくれているというのは、イラストレーターにとってなかなか勇気の出るアンケート結果ではないでしょうか?


お仕事を頼もうと思うのはどんな人?」

という質問の答えは、以下の3つの項目しか、出てきませんでした。


お仕事を頼もうと思うのは、
一位 強み・売りがある人
二位 早い人(連絡・仕事)
三位 人柄のいい人
このような順番になりました。


○「なんでも描けます」っていうのは代わりがきくのであんまり
○自分の得意ジャンルにかけては誰よりも優れている、という方を歓迎します
○コミュニケーションしやすいかどうか
○連絡対応の早い方を望みます


なんでも描けるというのは、我々イラストレーターからすると素晴らしいスキルなのですが、企業の方には「なんでも描けるってことはどれもそこそこなのでは・・」というイメージがあるのかもしれませんね。

それよりも「これを描かせたらナンバーワン!」とわかりやすく強みがあるほうが魅力に感じられるようです。

ハイジノートその五【自分に合う売り込み先の探し方】で「自分のタッチ(強み)を1つ決めて狙いを定めてアピールした方が絶対良い」と記載したのは、このアンケート結果に基づいた意見でした。


どんなタッチでアピールしようか決めかねている方は、ぜひ自分の「やりたいこと(描きたいタッチ)」「やれること(得意なタッチ)」「需要」を考えて、アピールするタッチを絞って見てください。

次回のハイジノートは「電話?それともメール?売り込みの際のファーストコンタクト」です。

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