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私たちが今やるべきことは

7月3日にかけて九州全域を襲った大雨により熊本にも大きな被害がもたらした。

今回は、熊本県南部豪雨に関して書いていきたいと思う。

正直、このことを書くことが正しいことなのか迷っていた部分はあった。
だけど、私が熊本に住んで5年目、4年前の熊本地震も経験した身として、やはり、今回の災害に関しても自分の中で考えなければいけないと感じた。

今回の災害は、私が住んでいる熊本市内からは離れた、人吉市だったため、私の周りとしては被害というものをなかった。その中でも、家族や地元の友人から、安否の連絡が多数あった。私自身、このときは、いつもよりも雨がひどい。
そのぐらいの気持ちで、家族や友人に連絡を返していました。

最近、テレビなどでニュースを見ることこもなかったため、災害の深刻さを知ったのは、6日の朝だった。

衝撃的だった。川が氾濫して、2階建ての家は水に埋まり、車は流れ、津波でも来たかのような感覚に近かった。

又も、熊本で大きな災害が起こったことに対して、本当にショックだった。

大学院から土木を学び、講義では、防災を学び始めた中、こうした、災害が起きたことに対して、今までの、自分の災害に関しての意識の低さというもを改善しないといけないと感じた。4年前に、地震の被害に遭ったときは、何とか、無事に熊本から避難することができ、大きな被害というのもなかった。あの時も、何か、出来ることはないかと考え、ボランティア(募金)活動に参加した。

今回も、すぐさま、ボランティアに参加する。そう思ったが、熊本地震の時は、私は実際に被災場所で行っていたわけではなかった。だから、本当に、被災場所にすぐに向かっていいのかという不安や、さらに、コロナという見えない敵がいる中で、外部の人間が、被災地に足を踏み入れていいのか。そういった、感情がぐるぐるとまわっていた。

しかし、今日の研究室のゼミで、やはり、土木を学んでいる中で、このまま、落ち着くまで待っといてはいけないという風に感じました。今、私たち、まちづくりを専門としている研究室でもできることからやっていこうという結論にいたった。今後、それぞれの研究やプロジェクトをこなしていく中で、どうやって今回の災害に向き合っていくのか、研究室のメンバー1人1人の意見を聞くことが出来た。しかし、まだ、私の中でも、答えは見つかってはいない。

話し合いの中で、研究室の先生が言っていた言葉で

研究室としては、災害に対しての研究は遠い存在のことかもしれないけれど、このまま放置してはいけない。
今まで通りまちづくりの活動してきたときのように、災害時のつらい時でも下を向いてるだけじゃなく、笑っていられるような活動を今後、行っていくべき。

※言葉として、正確に示せていないかもしれないのでご配慮ください。

本当に、この言葉を聞いて、今回の災害のことについて、考えるだけではなく、こうやって言語化しなければいけないと感じた。

熊本は、海や川、山もあり、九州の中でも自然の恵がたくさんある場所の1つです。まちづくりを行う中でも自然がたくさんあるのは、大きな魅力だと思っていました。しかし、今回のように、いつ、災害を引き起こすものになるのかということも踏まえて、今後は考えていかなければいけないと感じました。

災害場所での、具体的な活動やボランティアに関しては、まだ、どうすればいいか未定ですが、私自身の想いや、今回の災害に関して、少しでも多くの方が知って頂いたら幸いです。


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