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作って考えて、また作る

こんにちは。
文房具ブランド「水縞」のプロダクトデザイナーをやっています、asukoです。

4歳の娘と2歳の息子がいます。下の子が赤ちゃん時代を終えて、楽しくも手強い幼児2人との日々を過ごしています。

我が家も保育園の登園自粛に伴い、2週間前から在宅ワークで家族4人ぎっしりと家にいるのですが、小さな幼児時代にこんな風に濃密に家族で過ごすことは、もしかしたらもうないのかもなあ、とふと思ったりしています。

仕事は夫と交互に個室にこもり、交互に子どもと遊んでいます。
仕事の時間を終えてリビングに出ていくと、この2時間やっていたことを嬉しそうに教えてくれる娘と息子。
夫は手先が器用なので、子供達と工作をしていることが多いのですが、それがなかなかよく出来ていて悔しい。「そうきましたか…」と心の中で呟き、もっと子どもにうけてやろうと、妙な闘争心が湧いてきます。

子どもが「楽しい!」「面白い!」って感じるポイントってなんだろう、とあれこれ考え、意気込んで用意した材料が無惨に床にばらまかれ、「テレビ〜!」と言われた時の敗北感といったら、ひとり燃えていた恥ずかしさも手伝い、仕事で自信作にボツをくらうのと同じくらいのダメージ。
怒ることでもないので、ただただ自分の読み間違いを悔やむのみです。

どうせなら、子どもとの時間をうんと笑って過ごしたい。
子どものキラキラした目を見たい。
子どもの心にぴぴっと響く、そんなアイデアを出したい。

そんな風にあれこれ考えている自分の横で、さっきまで足下にからみついてきていた子供達がもう新しい遊びに興じている。

こちらがいろいろ用意しなくても、自分達だけでおままごとやごっこ遊びでおおいに盛り上がっているのを見ていると、まあ大人には思いつかない奇抜な設定でとてもクリエイティブ!
アイデアを提供しようと思っていたのに、ヒントをたくさんもらっているのは反対に自分だったりする。子供は本当に遊びの天才なんだなと感心する日々です。

最後に、最近楽しくできた遊びをふたつ紹介させてもらいます。

いろんな形に切り抜いた色紙に、思い思いに絵を描くというもの。今回は顔を描いてみようということに。

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さっそく描き描き…。
大人は迷い迷い描くのですが、子供は早い!

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いろんな顔ができました!顔だけではなく、なんでも編にしても楽しそう。

もうひとつは「なんちゃってピタゴラスイッチ」。
トイレットペーパーの芯を半分に切って、窓ガラスに角度をつけながらテープで貼ります。
ピンポン球を転がすと、うまくいけば最後にぽとっと紙皿の穴の中から出てきます。これは何度転がしても楽しいらしく、4歳も2歳も同じくらい遊んでいます。

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さて今日はどんな1日になるのだろう。
姉弟ケンカも増えてきて涙のない日はないけれど、それよりもたくさん一緒に笑って良い夜が迎えられますように。

<asuko>

#子育て #親子 #手作り #工作 #ママ #おうち時間

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