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ははみや一汁一菜 季節を感じて

土井善晴先生の、「一汁一菜で良いという提案」
愛に溢れる素晴らしい本、だいすきな本、涙無しでは読めない、わたしの人生を支えてくれる一冊です
愛しの弟子たちの船出の時にも、必ず手渡したいと思っています

野宮真貴さんの著書「おしゃれはほどほどで良い」でも、この本に大変感動&感謝しておられることを知り、わたしは野宮真貴さんの大ファンにもなりました
(土井先生に影響を受けて、一汁一菜をおしゃれに置き換えて書いておられてとてもステキです!)

毎日毎日おっととともに夢を追いかける、というより夢のような日々
つくりたいもの、やりたいことは沢山、でも体力も時間もいつもぎりぎり
しかし弟子たちにもまともなご飯を食べさせることは一番大切なことでもある
もちろんじぶんたちのことでもあります

⇧ごはんの置き場所が逆でした(汗)

こども時代、母は一生懸命作ってくれたと思います 美味しいご飯の思い出があるわたしにとって、同じようにしたいという気持ちがありました
よっぽど段取り良く進めれば、出来るとは思うんだけどそれは出来なかった(母もたぶん段取りは良くない方で、必死だった笑)

季節を感じ、一汁一菜

嵯峨では露地もののお野菜を、無人販売や農家さんからお安く買わせてもらうことができます
おっとの両親が育てているものを頂いていた時と同じような、新鮮な野菜たち
それだけで季節をめいっぱい感じることが出来る、なんて贅沢
土鍋でたくご飯に、具沢山のお味噌汁があれば!!あとはおのれの道を歩むのみなのよ
味噌は母のお手製、上等のお豆、美味しくないはずがない

洗い物も少ないし、なによりも楽だし、美味しい
ささみのフライは、揚げても揚げてもすぐになくなる幸せな日々だけど、このベースがあればなにも恐れるものはない
少ない豚肉でも豚汁にすれば、ははみや家ではたちまち豪華な一品に!
ひじきを炊くこころの余裕がなくっても、炊き込みご飯でご飯にぶちこめば、たちまち栄養満点で気分だけでも満足できる♡

オーガニック、国産の安心安全なもの、愛に溢れててどれもだいすき、だけど家計はすこし切実、でも
なるだけ自然な気持ちの良いもの食べたいもんね
普通の感覚でいたら、スーパーで買えるものなんてひとつもないやん!と思ったときもあったけど、(裏表示みてはしずかに置く、みたいな)
一番たいせつなことは、感謝して楽しい食卓、といまは割り切っています

インスタでの素晴らしい家庭料理とうつわの競演、美しいお写真の数々にひるんじゃったこともあったし、弟子たちの食べる量も増えて一切の余裕がなかったここ数年はごはんの写真アップになかなか気持ちが動かなかったのですが、
なぜかちかごろすっかりいろんなこと吹っ切れてきて、カッコつけても仕方ないし、なによりわたしの焼き物人生をかけて、
なるだけシンプルに元気に過ごす、わたしの一汁一菜マガジンはじめたいとおもいまーす

みんなもどうぞお元気で、自信持って、勇気出して、せっかくの人生だ、じぶんなりの生き方でいきましょう〜

懐かしい写真たちとともに

土井先生の本を手にしてからもう数年たちましたが、いつもこころの支えにして参りました
出来ないことも沢山あるけど、こうしてやってきて今いつもこころが幸せであることを実感しています

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