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年収1000万への道

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卒業1週間前に内定先をクビになり、3社転々としてライターに。その後、独立1年半で年収1000万円に至るまでの奮闘記。
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#webライター

フリーランスを死に至らしめるオシャレ病。シェアオフィスやカフェに貢ぐな

「独立から1年で年収1,000万いきました!」
とプチ成金アピールしている私だが、固定費は極限まで削っている。この固定費の低さが、今回のコロナ・ショックでかなりプラスに働いた。

(仕事で)毎月絶対必要なのはパソコンの電気代くらい。資料の本はKindle Unlimited(電子書籍読み放題サービス・月額980円)で探すことが多い。

コロナにより取材案件は激減、取材以外の案件も少し落ち着き、売り

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会社員失格女が年収1000万に至るまで|「低単価の壁」を突破するには

会社員失格女が年収1000万に至るまで|「低単価の壁」を突破するには

初心者ライターが最初にぶつかるのは単価の壁だろう。実力がなければ高単価の仕事は来ない。クラウドソーシング系のライティング案件をみると、地を這うような低単価案件が魑魅魍魎のようにあふれている。「だれでもいい」とする低単価案件をいくらこなしたとて、生活費を稼ぐのは夢のまた夢と思われる。

実力と実績が伴わなければ単価は上がらない。いきなり書き始める人がいるが、これはご法度である。1本目の原稿を書きなが

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できるライターは「平凡なイタコ」になる

できるライターは「平凡なイタコ」になる

魅力的なコンテンツは、圧倒的個性と圧倒的共感によって生まれる。驚きと共感が同居して初めて人の心を奪うのであり、どちらかだけではハートを射抜けない。

商業ライターは、強い個性を共感できる文章に翻訳しなければならない。珍味が多くの人に愛されるのは、料理のプロが手間暇かけて精巧に調理するからだ。文章のプロであるライターは、鋭い言葉の角を適度に和らげ、絶妙な塩梅に調理する。尖った言葉を尖ったまま提供して

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ライターになりたくて、なれなかった3年間

ライターになりたくて、なれなかった3年間

社会人になってから約3年間、ずっとライターになりたいと切望していたのに、どうにもこうにもうまくいかなかった。前に進もうと足を動かすたび、ぬかるみにはまってずるずる滑って、右へ左へ揺らいでいた。



新卒で営業職として入社した求人広告会社では制作部に憧れたが、制作部のリーダーにものすごく嫌われた。なまじ負けず嫌いで無理くり受注してくるパワープレイが災いし、制作部に確認しないまま短納期受注して反感

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会社員失格女が年収1000万に至るまで|新人フリーランスに必要な武器

会社員失格女が年収1000万に至るまで|新人フリーランスに必要な武器

目次
■新人でも戦えるたった2つの武器
■コミュニケーション能力を高める4つのポイント
■行動力を高める4つのポイント

▼バックナンバー
1:会社員失格女が年収1000万に至るまで|独立準備期
2:会社員失格女が年収1000万に至るまで|1か月め

私はライターとして独立した初月から会社員時代の月給を上回ったが、さほど文章がうまかったわけではない。なぜ最初から仕事に困らなかったのかと言うと、新人

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会社員失格女が年収1000万に至るまで|大量生産案件はなる早で卒業する

会社員失格女が年収1000万に至るまで|大量生産案件はなる早で卒業する

ク〇ウドワークスなどで大量生産案件を中心に請け負うのは駆け出しあるあるだが、ライターとして早く生計を立てたいのであれば正直おすすめしない。文字量とレギュレーションばかりが膨らんだ低単価の雑用案件が多すぎる。価格は1文字0.1円などザラで、泣く子も黙るブラックぶりだ。恐ろしすぎて、私は一度も利用したことがない。

もちろんそのなかでコツコツ実績を積み重ね、実力を磨き、安定的収入を得る人もいるが、かな

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