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ピアノ・音楽教室探しで大切にしたいこと

はじめまして。
一児の母をしながらピアノを指導、
そして演奏活動しているはぎと申します。
自己紹介は手短に…

このNoteを始めたきっかけは、私が実際指導にあたって思うこと、そして母として子供をピアノ教室へ通わせていることの双方から思ったことを書き留めておこうと思いはじめました。

いきなりですが皆様はピアノ教室を探す時どのようなことを大切に探していますか?
数年前までは私は【見つけてもらう】といういわゆる講師側でした。

実際子供の教室を探すようになったのは2年前。
その時初めて保護者の立場になりました。

そこで私が探す時に大切にしていることをお伝えさせていただけたらと思います。

■メール対応 
■体験レッスン時に気にしたいところ

■メール対応

講師側
まず講師としての私の意見です。 
顔が見えない状態からのスタートがほとんどです。
ホームページを見つけていただきそこからお問い合わせをいただきます。
もちろん初めましての方ばかりです。
会ったことないからこそ自分の印象をどう伝えるかが大切だと思っています。
言葉遣い・相手への気遣いこれは当たり前だと思っています。
敬語はもちろん「見つけてくれて、そして連絡してくれてありがとうございます」という気持ちをいつも持っています。
だからこそ文章が少し長くなってしまうこともあります。
ですが丁寧さは絶対に欠きたくはありません。
忙しい講師の仕事ですが見えないスタートに時間をかけるようにしています。

もちろん体験レッスン後もなるべく即日中にお礼のメールをお送りしています。
音楽教室は教育業でピアノに関してはとても人気です。
ですが音楽教室をビジネスとして続けていくならアフターフォローも大切なはずです。

ボランティアで行っている方以外はビジネスだと思います。
この教室を見つけてた、時間をさいて来てくれた。そのことを忘れてはいけないと思います。

保護者の方のお問い合わせの中にはフランクなメールを送ってくださる方もいます。
それに関しては私は何も思いません。
フランクなメールを受け取ると
「この方は気さくな方かな?」
「話しやすそうだな」
と思います。
さすがにタメ語で連絡する方はいらっしゃいませんが絵文字や顔文字が入っているとやはり親しみやすさがあります。
その場合は私も丁寧さは残しつつ絵文字や顔文字や「!」などを使って距離が開かないようにしています。

もちろんしっかりとしたご連絡をくださる方もいらっしゃいます。
カメレオンのように対応を使い分け、でも根底には感謝と丁寧さを大切に対応をしております。

なのでお問い合わせの際、かしこまりすぎず、敬語で最低限思いを伝えてもらえるととても嬉しいですね。

親側
親側の私としての意見です。
自分が丁寧な対応を大切にしているからこそ雑な対応には度々がっかりすることがあります。
もちろん何が雑で何が丁寧かは受け取る側の気持ちの問題です。
みなさまはどうでしょうか?

私が実際受け取ったことのある講師からのメールで
■複数の教室を体験後、他の教室への入会を決め、その報告とお礼のメールをした際の返信が
「了解です」のみ。
■体験申し込み後、数日返信なし。
返信が来た時に遅れた旨の文章なしに「体験レッスンはできません。」のみ。
※ちなみに私が問い合わせた前後ホームページで生徒募集をしていました。

ピアノ教室の体験レッスンも5カ所申し込みをしましたが、
そのうち2ヶ所がこのような対応でした。
あまりいい気分ではありませんでした。
いくら生徒が集まっていようともきちんとした対応ができないのは大人としてどうなのか?と思ってしまいます。

もちろんきちんと対応をしてくださる先生もいらっしゃいました。
保護者という立場になり、保護者対応がどれだけ大切かがわかりました。

■体験レッスンで気にしたいところ
このご時世だともちろん感染症対策かと思いますが、これは親兼ピアノ講師の目線からのことを書きたいと思います。

私が一番体験レッスンで引っかかってしまう点は
いきなりこのテキストを使います!という提案です。
出会って数十分。教室によっては子供を連れず、まずは私のみが相談に伺った教室でもいきなりテキストがいいと思います!と提案されたことです。
なぜ?子供を見ていないのに?出会って数十分なのに?

私の子供は約2年リトミックのようなものを習っていました。
(説明が長くなってしまうので割愛させていただきます。)
なので一応音楽経験は0ではありません。
ピアノも弾いていました。
ですが実際そのテキスト見たわけでもなく、経験を深く質問されたわけでもなく、なおかつピアノのテキストは星の数ほど存在する今の時代、その子の様子を見ず決定するは、とても引っかかります。

いきなり楽譜か、プレリーディングか、もしくは音符ビッツのようなものでソルフェージュを楽しんだ方が良いのか…
少なくとも2〜3回は会わないと私は判断が難しいと思っています。
もちろん先生の得意なテキストはあると思います。

たくさんの引き出しを持っている先生の方が私は安心します。
この歳だからこれ!みたいなのは不安になります。
バスティン、バーナム、ピアノドリーム、リラフレッチャー、トンプソン、メトードローズ、バイエル…
たくさんあるテキストでも似ているものもあります。
生徒さんと一緒にテキストを決めていくのも私は楽しいと思っています。
同じ年齢でも理解度・得意なことが全く同じな子はいないはずです。
現に私の子供はとてもマイペースです。
同年代の周りの子と比べるとゆっくりです。
ですが音楽に関して特に楽譜に関してはとても理解が早いです。
その都度テキストや教材を検討してくれる今の先生にはとても感謝しています。

みなさんは教室を検討する際にどんなことを気にしていますか?
すこしでも教室選びに悩んだ時に参考にしてもらえたらうれしいです。
もちろん上記に述べた私はちょっと…と思うような対応をする先生でも素晴らしい先生が存在していることは確かです。
ですが、長く付き合う先生。
先生の人間性や性格、保護者対応これも大切なことだと思います。

ぜひ相性の良い音楽教室を探してみてください。

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