フィナステリドを飲んでいるのに抜け毛が止まらない！その原因は？
東京の吉祥寺で薄毛治療院を経営しております【薄毛の専門家】です。
先日、「薄毛改善のためにフィナステリドを飲んでいるのに抜け毛が止まらない…むしろ抜け毛が増えてきてしまった」「本当に効果あるんですか？」という相談を受けました。
抜け毛のストッパーとなるはずのフィナステリドですが、実は抜け毛が止まらないのには理由があります。
今回は「フィナステリドを飲んでいるけど抜け毛が止まらない」「効果があるのか不安」という方のために、その原因と対策をお伝えしていきます。
AGA治療中で、今まさに『抜け毛に悩んでいる』という方は必見です！
本記事の内容は当店公式HPの下記記事の内容を元に作成しております。詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
下記記事は関連記事となります。
フィナステリドの効果とは？
フィナステリドは、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロン（DHT）の生成を抑制してくれる有効成分となります。もともとは前立腺肥大の薬として開発されましたが、現在はAGAの治療薬として広く知られていますよね。
フィナステリドとは、薬に含まれる有効成分のことであり、販売名は「プロペシア」として流通しています。プロペシアのジェネリック医薬品である「フィンペシア」や「エフペシア」などはプロペシアよりも安価なので、最近では個人輸入して服用しているという方も増えてきました。
フィナステリドは、ジヒドロテストステロン（DHT）によって抜けてしまう髪の毛を毛根に維持させて抜け毛の本数を減らしてくれる効果があり、いわば抜け毛のストッパーの役割をしてくれます。そのため「髪の毛を生やす」というよりも「髪の毛を守る」守備の働きとしてイメージしてくださいね。
一大事！フィナステリドで抜け毛が増えた！その原因は？
ここからは、フィナステリドを飲んでいるのに抜け毛が増えてしまった原因を解説します。
考えられる理由としては次の3つです。
その1【初期脱毛による抜け毛】
フィナステリドを飲み始めると、乱れていたヘアサイクルが元に戻り始めることにより【初期脱毛】が起こります。
フィナステリドは抜け毛のストッパーの役割をしてくれますが、ヘアサイクルが正常になると新たな髪の毛が生成され、その上にある成長しきれなかった髪の毛は押し出されて抜け落ちます。そして新たな髪の毛はぐんぐん成長し、太く長い髪に変化していきます。
初期脱毛は「抜けるべき髪の毛」です。そのため、初期脱毛の場合は無残にも髪が抜け落ちるのをぐっと耐え忍ぶ期間になります。フィナステリドを服用している全員に初期脱毛が起こるわけではありませんが、人によってはものすごく抜けたと感じる方も…。ただし、一時的なもので薬の効果がしっかりと効き始めている証拠といえるので安心してくださいね。
その2【薬を正しく使用していない】
初期脱毛以外にも、抜け毛が減らない・止まらない理由があります。
それは【薬を正しく使用していない】可能性があるということです。
ご存じの通りフィナステリドは医薬品です。薬は正しく使用してこそ効果を発揮します。
現在は医師に処方してもらわなくてもインターネットで薬を購入することができるため、効果や副作用については色々調べて知識があっても、薬の正しい飲み方についてはよくわからないまま、なんとなく飲んでいるという方が意外と多いです。「ただ飲んでいれば効く」というわけではないので、正しい飲み方をしていないと、せっかく飲んでいても抜け毛が減らないことがあります。
フィナステリドは1日1錠服用するものですが、薬は毎日一定の時間に飲んでこそ効果を最大限に発揮します。そのため、例えば「毎日朝食後に飲む」など、自分で一定の時間を決めて飲むべきです。
また、単純に服用期間が短いため、効果を感じられていない方もいます。フィナステリドを飲み始めてまだ１～２か月なのに「効果がない」と判断していませんか？髪の毛のヘアサイクル（毛周期）が関与してくるため、AGAの薬は効果が出るまでに３か月以上の期間を要します。
髪の毛は、休止期⇒成長期⇒退行期⇒休止期・・・とサイクルを繰り返しています。休止期の状態が一般的に３～4か月と言われているため、効果が見えてくるまでに時間がかかってしまいます。
髪の毛はすぐに生えるものではなく、薄毛を改善するためには長期的に経過を観察していく必要があります。そのため、フィナステリドを飲み始めてまだ1～2か月の人は、もう少し頑張って続けてみましょう！
その3【もしかしてその薬、まがい物かも？！】
フィナステリドの効果が感じられない原因で一番怖いのが、【まがい物を服用】している場合です。
まさか？と思いますが、インターネットで購入したり個人輸入したものの中には、偽物の薬が流通していることがあります。例えば、過去にはインドのシプラ社が製造しているプロペシアのジェネリック医薬品【フィンペシア】を模造した偽物の薬の存在が確認されています。
もし偽物の薬を飲んでしまうと、髪の毛が生える生えないの問題ではなく、想像もしないような副作用が出る場合があるので注意が必要です。安価で手が出しやすいジェネリック医薬品でも、購入する際は十分に内容量・成分などを確認してから購入しましょう。
フィナステリドで抜け毛が止まらない時の対策は？
頭頂部やM字部分が薄くなってきたから「自分もAGAだ！」と思いフィナステリドを飲み始める方がいますが、そもそもの薄毛の原因がAGAではない場合もあります。
薄毛の原因はAGAだけでなく、ストレス性脱毛症や脂漏性脱毛症など様々で、その薄毛にあったアプローチをしていかないと髪は生えません。そのため、AGAでない場合はいくらフィナステリドを服用しても抜け毛がなかなか治まらないでしょう。
自分がどんな薄毛のタイプなのかは、安易に自分で判断せず薄毛の専門家に相談することをおすすめします。
また、薬を飲むだけでなく、髪の毛を生やすための大前提として、生活習慣を見直したり、頭皮の状態を良くしたり、血流をアップさせることで髪の毛が生えやすい状態を作り出すことも大切です。
正しく一定期間フィナステリドを服用しても、人によっては効果が感じられない場合もあります。効果が感じられないまま医薬品を飲み続けることは体に悪影響なので、その場合は一度服用をやめて、専門家に相談してくださいね。
最後に
いかがでしたか？
私のもとには自分で色々頑張ったけどダメだった…という方が数多く相談に来られます。一人で頑張るよりも、二人三脚で頑張ることで良好な結果を得ることが多いです。日ごろの不安・疑問点をすべて解決することが出来ますよ。
薄毛でお悩みの方は、まずは一度ご相談くださいね。
本記事の内容は当店公式HPの下記記事の内容を元に作成しております。詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
東京の吉祥寺で、完全予約プライベート厳守の発毛サロンを経営しています。AGAや円形脱毛症、びまん性脱毛症など男女問わず数多くの薄毛を解決してきました。髪の悩みがある貴方へ少しでも解決になればと情報発信中。