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ハゲ歌#71

泥の中 咲いた蓮花 なに想う
消えた跡にも 美事な蓮華





意味
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汚い泥沼(ネガティブ)の中、心苦しめながらも必死に頑張って美しい花を咲かせていると捉えるか、溢れるほどの養分の中を味わいきり美しい花を咲かすと捉えるか。泥が汚れているというのは思い込みであり、実はこの世でしか味わえない養分で満たされている世界。そんな世界だからこそ、それを味わえば味わい尽くすほど、あの世でも素晴らしい蓮華が咲く。

全ては大きな流れ、星の回転により規則的に在り、そこに調和しながら人も存在する。実際はあの世こそ変化なく不自由な世界。この世は投影だとしても変化を味わうことができる世界。変化するのが当たり前といってもいいだろう。そこで変化しないように必死に現状維持しようと執着するのは、何をやってるのか意味不明の荒唐無稽とも言える。

不変(同じ)は不自由であり、変化(味)は自由自在。

その自由なこの世界で、自由を奪っているのは何だろうか。行動や選択以前に、我々は決めつけや思い込みを無くす必要があるのだろう。この世が不自由な世界であるのは、我々がそう決めてしまっているからに他ならない。もちろん、その不自由さを味わうことが目的である場合もあるし、自分が心から楽しいと思えるのであればそれでいい。本当は自由に選べる。


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我々は、真に自由自在な世界に居るのに、何故かそんなはずはないという思い込みを植え付けられてしまっている。

大きな流れの上の浅瀬にある自我という葉っぱ。答えを求めるのでなく、その流れと調和していくよう、自我が作ってしまった決め事や思い込みを取り払っていくのが、これからの在るべき流れなのかもしれない。

✖「この世はしがらみだらけの世界、あの世は解放された世界」

この世は逆。全部逆。

〇「この世は解放された世界、あの世はしがらみだらけの平凡退屈な世界」

あの世がまったくの不自由というのは夢も希望もない話で、救いようがないと思うかもしれない。しかし、だからこそこの世というものがいかに凄いかを知り、そしてそこで何をやるか真剣に考えるようになるだろう。

陰陽でいえば、この世の経験が白ならば、あの世にいけばそれは黒に反転する。その経験というものはあの世では生み出せないもの。だからこの世というものを作り上げて、そこで生み出している。そしてこの世の「経験」があの世へ流れていくことによって天地のバランスは保たれる。

消えたあともその変化なき場所へ戻る前に、天国というリハビリ場所は用意されている。何処に在っても美事な蓮華を咲かせるよう、変化を味わい尽くしていこう。



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