自分の業は至るところに影響する

横で寝ている嫁さんの鼾が聞こえる…

快適な眠りを想像させる鼾の途中で苦しそうな声を出している。

心配になった俺は布団の中で嫁さんの手を求めた。

あれ？手が見つけられない…

モタモタしていると横で身体を起こした嫁さんが泣いている…声を上げて…

見ると嫁さんの両の手首から先は無く包帯が巻かれていた…嫁さんは手を失ってしまっていた。

現実を受け止め切れず嗚咽する嫁さん…

俺は嫁さんの手の代わりはある程度努めることは出来ても，その全てや嫁さんの悲しみを埋めることは出来ない…どうしたらいいんだ…

みたいな夢を見てしまうわけですよ…

まあ理由はある程度想像がつく。

嫁さんがどっかで風邪っぽいのをもらってきて、体調が優れない話をされたこと…

そして夢から覚めた俺の背中半分は布団から完全に出てしまっていたこと。

年明け最初の記憶している夢にしてはheavy過ぎるのだよ。

せめて年明け最初の夢はディズニープロデュースでお願いできないだろうか。