悪事って千里を走るんですよ。現代だと万里の果てまで走るんですけど

「子ども作っちゃうところだったよ」　ヤマト運輸のセクハラ、被害女性は雇止めに | ハーバービジネスオンライン

最初に見たのは＠niftyニュースだったけど、元記事はこっちだったのね。

1.男性パート社員が女性パート社員にセクハラをはたらく。
2.女性パート社員、被害を上司に相談するも対応してもらえず。
3.女性パート社員、青年ユニオンへ相談。
4.団体交渉開始、ヤマト運輸はセクハラと上司が対応しなかったことを認める。
5.そして、女性パート社員に雇止め通知が届く。加えて、ハラスメントの加害者の処分について、被害者である女性にもユニオンにも明らかにはされなかった。

何で？　これが「正しい対応」？

青年ユニオンの栗原さんは、女性が雇止めされたのは「厄介払いではないか」と話す。

いや、どう考えても「厄介払い」だよね？

でも、臭いものに蓋をすればよかった時代はとっく終わってしまって、今は比喩でも何でも無く、本当に「悪事千里を走る」時代だから。実際は千里どころか万里の果てまで一瞬で拡散されるんだけど。そして、一度拡散されたものは半永久的に削除できない。

栗原さんは、女性への雇止め撤回を求めるとともに、加害者への処分も明らかにするよう求めていくと話していた。

雇止めが撤回され、無事に女性が復帰したという朗報を早く聞けるといいな。

ヤマト運輸にしても、今回のダメージは決して軽くはないんだから、この機会に対応を見直して欲しいけれど、もしも軽傷程度だと思ってたらどうしよう…。