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ポップコーンでは「Criminal Minds」のお供にはならなかったよ…。

視聴のお供に紅茶とポップコーンを用意してみたものの、ポップコーンを噛む音で肝心の音声がほとんど聞き取れず、紅茶を飲めばカップが壁となって字幕の一部をさえぎってしまう。結局、どちらも邪魔になるので1話見終わるごとに紅茶を飲み、ポップコーンを黙々と食べるはめになってしまった。

第7話「地上の王国」/Identity
第10話「ダーク・ヒーロー」/True Night
第16話「トラウマ」/Elephant's Memory

「地上の王国」/Identity
日本語訳の担当者によるのだろうが、犯人が自分と同じ精神疾患———具体的にいうと解離性障害だと断言されるシーンには思わず半目になった。どうしてくれよう、この男。目に物見せろ? 誰が実行させるか。

第10話「ダーク・ヒーロー」/True Night
冒頭から犯人が判明している。その動機も発端も。
ただ、その衝撃だけがわからなかった。他者にわかるはずもなかった。
他者に唯一言えることがあるとすれば、彼は正しく「True Night」だったということだけだ。

「トラウマ」/Elephant's Memory
助けを求める手段もなく、助けを求める相手もいない
本来、助けを求めるはずの相手こそが脅威なのだから
生き延びるための手段として武器を求めるのは当然だ
それ以外に選択肢がなければ
たとえ正しい選択ではなかったとしても

兆候はあった
助けられる可能性はあった
少なくともその可能性はゼロではなかった

けれど、豊かに実った不正義の稲穂は容赦なく応報の鎌によって刈り取られた。事実が明るみになり、周囲が現状を把握するのはいつだって事が終わったあとだ。

「知識欲と好奇心の尖兵」の職務を全うするため、いただいたサポートは色んな意味で色んな方面に投資させていただきます。ときどき紅茶と簿記・会計。そこそこ愉快な生態もたまにレベルUP