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「終着点」だった海が実はマイクロプラスチックを大気中に放出してた? 最悪の循環だな、オイΣ(゚д゚lll)

花粉症を引き起こす花粉の約30㎛や大気汚染で問題となる微小粒子の2.5㎛よりもずっとずっと小さく、プラスチックによる環境汚染の大きな原因となっているマイクロカプセル。実はマイクロプラスチック=マイクロカプセルと今の今まで誤解していたのだが、突き詰めればどちらも深刻な環境汚染の原因には違いないので細かいことはスルーする。

【マイクロカプセル】
粒径数~数百ミクロンの微小なカプセル剤。微細な物質を核としてゼラチンやポリビニルアルコールなどの高分子化合物で被覆したもの。膜に選択的な透過性があり、条件に応じて内包物を放出させる。

【マイクロプラスチック】
海洋などの環境中に拡散した微小なプラスチック粒子。厳密な定義はないが、大きさが1ミリメートル以下、ないしは5ミリメートル以下のものを指す。海洋を漂流するプラスチックごみが紫外線や波浪によって微小な断片になったものや、合成繊維の衣料の洗濯排水に含まれる脱落した繊維、また研磨材として使用されるマイクロビーズなどが含まれる。

【出典 小学館デジタル大辞泉】

そして、本日2020年6月28日。プラスチック汚染の「終着点」は海だと思い込んでいたところに飛び込んできたのが以下の三十六文字である。

ヲイ、待テヤ。終着点じゃなかったんかい、海!

実は気泡経由で盛んにマイクロプラスチックを大気中に放出し、地球上のありとあらゆる場所に汚染の種を蒔いていたのが他でもないマイクロプラスチックの「終着点」=海だったという最悪の事実が判明したのである。素人なのでもう黙って天を仰ぐ。

今後予想される影響はマイクロプラスチックによる土壌汚染、降雨の分布変化、さらなる微細化による人体への影響以下省略。

文字だけ追っていくとあっという間に世界が限りなく漆黒のグレーに染まっていく。とはいえ、無知のままでいることに比べれば今ここで頭を抱えているほうが何倍もましだ。

“それ”を知っていれば何かができるのか?
そう問われたら”何かできるかもしれない”としか答えられない。多分、現実では”できない”ことのほうがきっと多い。それでも、知らなければ”何か”をできるかもしれない———その”可能性”すら失うのだ。

とりあえず、頭を抱えてうなることに疲れたら寝る。


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