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自分の解釈をいろんなものとつなげていく

とある会社の人事部長さんと話をしていて気になっていたことを聞きました。

ハ「どうしてそんなたくさんの小ネタを関連付けて話せるんですか?」

人事部長さんの話は「例えば~」のジャンルが広い。
キャリア理論の話、鶴瓶さんの話、濱口秀司さんの話、自分が良くマッサージ屋さんの話。
いろんなジャンルのいろんな話から小ネタを抽出してくる。

人「んーー昔ラジオのはがき職人やってたのと、落語やってたからネタは探す癖はあるんですよね。」

本や雑誌を読んでおもしろいと思った話は「〇〇の話」とタグ付けしておく。そして何かあった時に「あ、この話あったな。これ関連してるかも」と思い出して、もう一度その話を読み直す。
このような感じらしい。テクニック的なものでなく人事部長の習慣が生み出した才能でした。

ハ「わかりました・・真似できないということが・・」
人「あ、でも何か1つの物事の自分なりの解釈を広げていろんなものに関連付けていくってのは思考の癖でありますね。」

ということで、解釈を広げるについてやってみました。
例えば、私が本当に今日あった話。

出来事:頭にハトの糞が落ちてきた。
思ったこと:「ハトの糞が落ちてきた」と友達に言うと「ウンがついたね」
      と言うんじゃないか。やってみよ。
結果:3人中3人が「ウンがついたね」系の返信。当たってた。

これについて、人事部長さんから。

①「その回答って関西人ならではじゃないですか?関西人ってそういうのうまいですよね」
→関東人にも「ハトの糞が落ちてきた」と言ってみる。
→関東人と関西人でこういう系の話他にないかな。
②「他にも「これを言ったら、これを言う」っていうお決まりパターン無いですかね?」
→なぜお決まりパターンが出来るのか?
→回答する人の心境の共通点とかないか?
③「小学生とか、大学生とかにも言ってみたらどんな反応なんですかね?」
 →年齢別に言ってみる。回答が違ってくる?
 →いつから「ウンがついたね」の返しをするようになるか?

そして、他によくやっているのが一つの話でも相手が求めるものに合わせてオチを変えること。上記のように「ハトの糞は運がつく」についても③つのオチを作ることが出来ます。人事部長さんはよく面接で求職者が求めるものに合わせて一つの話でもオチを変えてるらしい。

記憶の定着率を上げるには既存の記憶とくっつけると良いと言われています。となると「自分なりの解釈」は経験や既存の知識を利用して考えることになるので記憶に残りやすいのかもしれません。
noteを使って訓練していこうかなと思います。

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