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彼岸花の咲く季節に想うこと

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。いつもご覧くださりありがとうございます。今日は秋の野の花「彼岸花」について書こうと思います。良かったら最後までお付き合いください。

彼岸花ってどんな花?

〇彼岸花 別名:曼珠沙華・リコリス‘ラジアータ・スパイダーリリー
|特徴|色は赤が代表的ですが、黄色や白・ピンクもあります。お彼岸の頃に花を咲かせ、花が終わると葉が出てくるという面白い特徴があります。球根植物で球根には猛毒があるといわれています。

田んぼの畦道や墓地で見かけることが多いのですが、それは、球根に毒があることから、モグラ等の害獣や害虫対策で植えられたためだそうです。

湿った土壌を好むのですが、そのため、花も咲かない時期にはしばしば雨によって球根が露出して見えてしまっていることがあります。食べられるものと間違えて持ち帰らないように、気を付けて欲しいですね。(実際にそのような誤食が起こった話を聞いたことがあります。)

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彼岸花が目を引く理由を3つ考えてみた

「あ、彼岸花が咲いている。」そう気づいて、「そういえば去年はいつ頃咲いたかな・・・いつもの年より少し早いなあ」とか「またこの季節がやってきたな・・・」と毎年のように思い返す方も多いかと思います。

それには3つの理由があると考えました。

①葉が出る前に花茎を伸ばして花を咲かせるため、
葉っぱに埋もれず花が非常に目立つ状態で咲くから。
②拳大の大きさで、放射状に花びらを反り返らせ咲く花姿が、
他の花と違い非常に印象的だから。
③赤色は12色相環でいうと、緑色の反対色であることから、
自然界で非常にコントラストのはっきりした色合わせになることで、
おのづと目を引くメカニズムになっているから。

他にも、こんなことも理由にあるんじゃないかな?って思ったら、是非おしえてください(^^)

この風景はいつまで残るのだろうか

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今朝の様子

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5日前の様子

5日前に近所の田んぼの土手を撮影したときには、まだ蕾だった彼岸花でしたが、今朝はほぼ満開。台風14号の影響が心配されましたが、幸い鹿児島は大きな被害もありませんでした。
皆様のお住まいの地域はいかがでしたか?

この、田んぼの畔の風景は、私が生まれたころから、変わらずに毎年見られる風景です。彼岸花の花が終わると、稲が色づきいよいよ稲刈りが始まります。

時々田舎道をドライブしていると、もう誰も手を入れていない荒れた土地に彼岸花の花群を見かけることがあります。

自生することは基本的には無い植物なので、その彼岸花は誰かの手によって植えられたのでしょう。

少し前までは、その土地は里山で小さな集落があっのかもしれません。田んぼの手入れをして、毎年その彼岸花を見ていたのかもしれませんね。

私が見ている近所の田んぼの秋の風景も、いつまで変わらずに見ることができるのだろうとふと思うことがあるのです。


美味しそうなお萩😊の記事を
見つけました🙌

まとめ

季節ごとに咲く花々は、『咲いてこそそこにその存在を感じることができる』ものが大半だと思います。

自宅以外の場所ではとくに、そうです。
例えば、梅の花が咲いて初めて、「あ、ここに梅の木が植わっていたのか。」とか、今の時期だと、キンモクセイがどこからともなく香って来て「おやおやどこかでキンモクセイが咲いているな。」と☺

自然に目を向けて季節を楽しむこと。
自然に目を向けて様々なことを思い返すこと。

豊かな時間だと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
20日月曜日は「敬老の日」です。3連休の方も多いかと思います。
素敵な休日をお過ごしください。

ーーー連休中実は多い観葉植物のお問合せ
観葉植物については、以下のマガジンにまとめていっております。
良かったら、こちらを参考にしてみてください。





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