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飽きぬ添い寝

氷雨揺れ落ち
物憂げな世迫む
時間止まって
クリスタルに嗤えば
綻ぶ闇へ
飽きぬ添い寝を

ひさめゆれおち
ものうげなよせむ
じかんとまって
くりすたるにわらえば
ほころぶやみへ  
あきぬそいねを

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時折、冷たい雨を閉じ込めたような水晶を見ることがある。光を見せながらきっと闇への愛も。
アナグラム詩/いろは歌(仮名46音)

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