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詩_1202_「雲」

風上にいるつもりなのに
いつの間にか流されて
きみの街から離れてく

ぼくがいなくなったら
あたたかい光が降り注ぐ
きっとこれでいいんだね

ぼくがいたら大粒の雨で
きみを濡らしてしまうから
きっとこれでいいんだね

だけど

涙を隠したい日だってある
青いだけじゃ味気ない
そんな日だってきっとある

海を見たら思い出して
そしたらすぐに会いに行く
きみがいるならどこへでも

呼んでくれたらいつだって

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