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カタカナ混じりの夜散歩短歌

すっかり秋めいてきて、朝晩の寒さが思いのほか厳しい。朝はなかなか起きられないし、夜の散歩は薄手の羽織りものでは風邪をひきそうになる。
外に出たくない気持ちはあれど、夜の世界特有の日常と非日常の境目に立つような感覚に惹かれてしまう。

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月さがす旅のお供はアメスピと自販機で買うホットコーヒー

信号機見上げフードの色変わるときに音まで見えた気がした

ライダースじつはそれほど暖かくないけど着たくなっちゃう魅力

当てもなく彷徨い歩く僕を見てロードサイドの花が笑った

歩きたくないし家までどうせなら運んでくれよエスカレーター

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