詩 〜夕暮れとミルクティー〜

淡いグラデーションの夕暮れ
灰色の雲の破片がゆっくり流れる

鉄塔がシルエットで存在感を示し
少し急いだ街灯が道を照らし始める

黄色に染まった銀杏の葉が風に舞い
紫煙が中空に漂い薄くなり消える

ミルクティーは少しずつ熱を失い
空気が冷たいことを思い出す

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