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5月・ラジオの中でご紹介した本

5月のテーマは、「豊かさ」。ラジオの中でMCの3人が紹介した本、探検読書の会で、参加者が同じテーマで持ち寄った本です。

私たちは、月1回、テーマを決めて各自の本を持ち寄り、「自分の発見、あなたの発見、みんなの発見」を共有しています。そして、それを「知図」ということで、次の様な図に忘れないうちに毎回まとめていくことにしました。これは、貴重な学びのフィードバックの方法の1つです。こうやってまとめておくと、時間がたってもこの図を見るだけで、あの時のことが蘇るという仕組みです。

実際に、今回、探検読書の実施からnoteにするまで時間がかかってしまいましたが、すぐに思い出せたのは、この図のおかげです。原尻さんが日々の発見をこうやってまとめているそうで、みんなの知恵を持ち寄ると、いろいろな新しいものがまた生まれますね。

ライフワーク倶楽部・探検読書202004

■原尻淳一紹介

「ドラッカーは読んだことある、知っている」という人も、この3巻を読んだという人は案外と少ないのかもしれません。エッセンシャルという要約版には出ていない重要な情報があるようで、これはいつか読まないとならない本だと思います。経営目標という言葉をドラッカーはどう捉えているのでしょうか?

■家子史穂紹介

北欧といえば、家子さん。フィンランドの図書館は、国民へのプレゼントと呼ばれるほど、沢山の贈り物があるそうです。豊かな生活のモデルのような北欧の生活。図書館が人々の中心にあるなんて、本当に素晴らしい。こういう図書館が日本にも増えたら良いですよね。

■海渡千佳紹介

これまでの常識ではなくて、自分の考えや思いを経営に活かしたという起業の例です。ユニークな運営方法、経営情報の開示など、経営者のポリシーが感じられ、これからの起業や生き方のお手本になると思いました。単に売上だけではない、プラスアルファを起業に考えるという観点でどうぞ。

■TMさん紹介

豊かさを考え、経済という本質に戻る。今、この宇沢先生が改めて見直されています。実はTMさんはお仕事の関係で、宇沢先生の身近にいらっしゃった経験をお持ちです。あの時には、わからなかったことが、改めて理解できるようになった。本物は時がたっても色あせないと思いました。

■TYさん紹介

こちらは、映画にもなった本です。本が好きだという2人が会うこともなく、交わされる往復書簡。その文面の中に引き込まれる人が多いそうです。こちらも豊かさの本質に触れるという経験の一つの形ですね。

■KJさん紹介

KJさんは組織で仕事をしながら、ご自身の人生に必要なもの、これからの社会のあり方を考えていらしゃるそうです。そして、今、のテーマがこの「共感」というキーワード。モノが売れない時代に、何が差別化に繋がるのか?これはすごく新しいヒントになると思います。

■Iさん紹介

世の中には、本業ではないけれど、「勝手に追究したい!」分野を持っている人が案外多いようです。研究機関に所属して、学会で発表するだけが、研究ではない。この「在野」というあり方。堅苦しくなく、気持ちの導くままに、その道を探究するというのは、とても純粋な研究生活だと思いました。






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