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子供のスマホデビュー、いつがベスト? iPhoneマニアのパパが徹底調査!意外と早い現状と安心対策

はじめまして!ハチおじです。今回は子育て中のママさんたちの間で話題になっている「子供のスマホデビュー」について、徹底的に調べてみました。

私の子供はまだですが、職場のママさんたちも非常に悩んでいるそうなのでこれはいい機会だと調べてみました!
良ければ参考にしてください!

子供のスマホ所持、実態はどうなの?

まず気になるのが、実際どのくらいの子供がスマホを持っているのか。というところですよね。
NTTドコモモバイル社会研究所の2022年の調査によると、なんと小学6年生の64%がスマホを所持しているそうです。
えっ、そんなに?!と驚きました。

さらに学年別で見てみると、

  • 小学1年生:21%

  • 小学3年生:42%

  • 小学5年生:50%

  • 小学6年生:64%

という結果に。半数を超えるのが小学5年生くらいからなんですね。

これを見ているあなたはいつ携帯電話を買ってもらいましたか?
私は高校入学時に「W61SH(黒)」を買ってもらいました。
私の周囲も同じような感じだったので、もしかして同じ機種の方がいたり・・・?

画像をクリックで

スマホを持たせるメリット・デメリット

では、なぜこんなに早くからスマホを持たせるようになったのでしょうか。メリットとデメリットを整理してみました。

メリット

  1. 緊急時の連絡手段になる

  2. 子供の居場所がわかる(GPS機能

  3. ITリテラシーが身につく

デメリット

  1. 長時間利用による健康への悪影響

  2. ネット依存のリスク

  3. 有害サイトやSNSトラブルの危険性

  4. 高額請求のリスク

特に安全面でのメリットが大きいですよね。
塾や習い事で一人で出歩く機会が増えてくる小学生。
いつでも連絡が取れるし、GPSで居場所もわかるとなれば、親としては安心感が違います。
子供が一人でいる時点で危険。と言う世の中になってしまったのは悲しい事ですが。

一方で、デメリットも無視できません。
特に気になるのが「ネット依存」。
スマホを持たせている親の約6割が「長時間利用やスマホ依存」を心配しているそうです。

専門家はいつからがいいと言ってるの?

じゃあ、いつからスマホを持たせるのがベストなの?と思いますよね。
実は、明確な答えはないんです。
子供の成長度合いや家庭環境によって、適切な時期は変わってくるからです。

ただ、一つの目安として「中学入学時」というのがよく挙げられています。
実際、スマホ所有開始年齢で最も多いのが12歳(小学6年生〜中学1年生)というデータもあります。

中学生になると行動範囲が広がり、部活動なども始まるので連絡手段としての必要性が高まります
また、学習でもタブレットやPCを使う機会が増えてくるので、デジタル機器に慣れておく意味でもちょうどいいタイミングかもしれません。

早めに持たせるなら、どんな対策が必要?

とはいえ、小学生のうちから持たせたい!という家庭も多いと思います。
その場合は、以下のような対策をしっかり行うことが大切です。

  1. 使用時間の制限
    例:夜9時以降は使用禁止、1日の使用時間は2時間まで、など。

  2. フィルタリングサービスの利用
    有害サイトへのアクセスを制限できます。総務省も推奨しています。

  3. 利用ルールの設定
    食事中は使わない、勉強時間中は別の部屋に置く、使用はリビングのみなど。

  4. 定期的なチェック
    どんなアプリを使っているか、不適切なやりとりはないか、など。

  5. 家族で話し合う機会を持つ
    困ったことがあったらすぐに相談できる関係性を作ることが大切です。

特に使用時間の制限は重要です。
長野県の調査では、小学生の16.2%、中学生の58.4%が夜10時以降までゲームや動画視聴、SNSを利用していると回答しています。
睡眠時間が削られないよう、しっかりとルール作りをしましょう。

IT先進国アメリカでは「18の約束」という、ある一般家庭で作られた親子の約束が今は主流になっているそうです。
過去に「スッキリ」でも紹介されている契約書です。
最後にこのことに触れますので、興味のある方は参考にしてください。

最新ニュース:学校での持ち込みルールが変わる?

ところで、最近気になるニュースがありました。
文部科学省が、これまで原則禁止としていた小中学生の学校へのスマホ持ち込みについて、条件付きで認める方針を固めたそうです。
登下校時の安全確保や、災害時の連絡手段として必要性が高まっているためだとか。
ただし、学校に持ち込んでも授業中は使用禁止、休み時間も原則使用不可というルールになりそうです。
これからますます子供のスマホ所持が一般的になっていく可能性がありますね。

まとめ:子供の成長に合わせて柔軟に対応しよう

さて、いかがでしたか?子供にスマホを持たせるタイミング、正解はないけれど、中学入学時が一つの目安になりそうですね。
ただ、家庭の事情や子供の成長度合いによっては、もっと早くから持たせるのもアリ。
その場合は、使用時間の制限やフィルタリングなど、しっかりとした対策を取ることが大切です。
何より大事なのは、子供との信頼関係。
困ったことがあったらすぐに相談できる、そんな関係性を作っておくことが、安全なスマホ利用への近道かもしれません。
我が家でも、家族でよく話し合いながら、スマホデビューの時期を考えていこうと思います。
みなさんのご家庭ではどうされていますか?ぜひコメント欄で教えてくださいね!

おまけ 「スマホ18の約束」

「スマホ18の約束」というのは、2012年のクリスマスに、アメリカのお母さんが13歳の息子にスマートフォンをプレゼントする時に作った約束事なんです。
このお母さんの名前は、ジャネル・ホフマンさんといって、息子のグレゴリー君にiPhoneを渡す時に、こんな風に考えたんですね。
「スマホは便利だけど、使い方を間違えると危険かもしれない。だから、ちゃんとルールを決めておこう」って。

この約束は、全部で18個。
例えば、「パスワードは必ずママに教えてね」とか、「学校がある日は夜7時半になったら、スマホを親に返すこと」なんていうのがあります。
でも、ただ厳しいルールを並べただけじゃないんです。
「あなたを信じているよ」とか、「一緒に学んでいこうね」っていう、子どもへの愛情がたくさん込められているんです。
一方的ではなく子供の意見も尊重されていて、素晴らしいと感じます。

この約束が広まったきっかけは、テレビでした。
日本では2013年1月9日に、「スッキリ!!」っていう番組で紹介されました。
世界中の親はこの問題に悩んでいたんでしょう。
だからこのお話は瞬く間に広まり、有名になりました。

親御さんたちにとっては、子どもにスマホを持たせるのって、本当に悩ましい問題なんです。
便利だけど、危険もある。
そんな中で、この「18の約束」は、親子でスマホとうまく付き合っていくヒントをくれるんです。

大切なのは、子どもを信じること、そして子どもに信頼されること。
一方的に「ダメ」って言うんじゃなくて、一緒にルールを守っていこうっていう姿勢が、多くの人の共感を呼んだんだと思います。

もちろん、これをそのまま真似する必要はありません。
でも、親子で話し合って、自分の家庭に合ったルールを作るきっかけにはなりますよね。
スマホって本当に便利だけど、使い方次第では問題も起こりかねない。
だからこそ、こういう約束事を通じて、親子でコミュニケーションを取りながら、上手に付き合っていくことが大切なんだと思います。

今は関係なくとも、読むだけで子供を抱きしめたくなりますね、しんみり・・・。
本文は長くなるので、PDFも貼っておきます。
長いのが嫌な方はPDFからご覧ください。
それでは!

スマホ18の約束

1. これは私のスマホです。私が買いました。あなたの毎月の通話料も私が支払います。私ってエラくない?

2. パスワードは常に私に知らせること

3. スマホが鳴ったら出なさい。それは電話です。挨拶をして、礼儀正しく。画面に”ママ””パパ”の文字が見えたら、絶対に無視しないこと。絶対に!

4. 学校がある日は夜7時30分、週末は夜9時になったら、速やかに両親のどちらかにスマホを手渡すこと。夜間は電源を切って、朝7時30分に再び電源を入れます。先方の親が最初に出るかもしれない固定電話にかけられないと思う時間には、スマホでもメールも電話もしないこと。本能に耳を傾けて、私たちが尊重されたいと思うように、他の家族も尊重すること

5. 携帯電話を学校に持っていかないこと。メールを交わしている相手と実際に会話をしなさい。それがライフスキルーー生きていくための大事なことです。*課外学習や遠足、放課後遊びなどは特別に考慮します

6. トイレに落としたり、地面に叩きつけたり、失くしてしまったりした場合は、あなたに責任を持って交換費用や修理代を支払ってもらいます。芝刈りしたり、子守りしたり、誕生日のお金を貯めるなどしてね。必ず起こることだから、しっかり準備しておくように

7. この機能を使って、人に嘘をついたり、馬鹿にしたり、欺いたりしてはいけません。誰かを傷つけるような会話には参加しないで。まずはいい友達になること。厄介なことに巻き込まれないように

8. 直接相手に言えないことは、スマホでも言わない、メールにも書かないこと

9. 友達の親がいる前で言えないことは、スマホのメッセージでもメールでも書かないこと。書く前に自分でしっかり確認しなさい

10. アダルトサイトは禁止。ネットでは私と共有できる情報を調べなさい。もし何か疑問がある場合は、誰か、、、できれば私かパパに聞くように

11. 公共の場では電源を切り、音をさせないようにしまっておくこと。とくにレストラン、映画館、または誰かが話している間は。あなたは礼儀正しい子です。スマホにその場を変えさせてはいけません

12. あなたや誰かのプライベートな部分の写真を、送ったり受け取ったりしてはいけません。笑わないでね。どんなにあなたが賢くても、いつか誘惑にかられる時があるでしょう。それはとても危険なことで、あなたの10代〜大学生〜大人と、すべての人生を台無しにしかねません。それはいつだって最悪なこと。インターネットの世界は広大で、強力です。広まった悪い評判を消すことはとてつもなく難しいのです

13. 写真や動画をたくさん撮らないこと。すべてのものを記録する必要はありません。あなたの経験を大事にして。それは永遠に記憶に残るから

14. たまには家にスマホを置いて、それでも安心できるようになりなさい。スマホは生き物ではなく、あなたの付属品でもありません。スマホのない生き方を学んで「何かを見逃す不安」を超える強さを持ちなさい

15. 新しい音楽でも、クラシックでも、何百万人が聞いているのとは違う曲でも、ダウンロードして楽しみなさい。あなたの世代は、これまでの歴史にもないほど、さまざまな音楽にアクセスできるのですから。この恩恵を受け、あなたの世界を広げなさい

16. たまには昔ながらのワードゲーム、パズル、知能ゲームなどで遊びましょう

17. スマホから顔を上げ、あなたの周りの世界で起こっていることを見なさい。窓の外を眺め、鳥の声を聴き、散歩して、初対面の人と話しをして。ネット検索をしないで自分の頭で考えて!

18. ここまでの約束で、あなたは失敗するでしょう。その時はスマホを取り上げます。そして、また話し合いましょう。そこからまた始めればいいのです。あなたと私、私たちは常に学んでいくのです。私はあなたのチームメイト。一緒に歩んでいきましょう!

あなたがこれらの約束に同意してくれることを願っています。ここに挙げたほとんどの教訓は、スマホだけでなく人生にも当てはまります。目まぐるしく変化する世界で成長することは、とても刺激的で魅力的です。だからこそ、どんな機器よりもあなたのパワフルで大きな心を信じてほしい。ママはあなたを愛しています。さあ、新しくて素晴らしいスマホを楽しんで!

xoxoxo, 愛を込めて ママより

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