漫画家としての今後のこと日記_20240726

なんか毎回徒然日記でスイマセン


1.単行本2巻の作業で忙殺された件

ありがたいことに、一迅社月刊REX様で連載中の『「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした』2巻が今年、無事出せそうなのでがんばっています。素材はほとんど作ることができた。

しかし飲食業、Webスクリプターという仕事に就いてたことがあるので比較すると、ルーチンワークが割合が少なめなのが創作業の特徴だなあと思う(当たり前ですが・・・・・・・・・・)。
時間がこれだけあればこれだけ成果物が出来る、ということはなく、懊悩したり工夫したりの時間が無限に取られる。ADHDとしてはその方が仕事としてありがたい部分も大きいですが。

ただそれだけに 創作に関しては、「このスキルを身に着けたい」という時にacquisitionのロードマップを描くことができない。月に割ける時間もバラバラなら、修得にかかる時間も計算できない・・できるのも、あるんですが。

クリエイターとして人生を実りあるものにするために、実制作以外にも何らかのスキルを高めることをしていきたいのだけど、今月は(ありがたいことに)単行本作業で文字通り忙殺されてました。他なんもできなんだ

僕はアシスタントがほぼいない感じなので、何もかもを自分でやっています。その方が自分の思う通りのものが作れるところが大きいので、可能な限りそうしていたい。

さはさりとて、制作以外の時間で何かを身に着けたい欲求はいつもパンパンに膨れあがっています。クリエイターとして大事だと思うし、そういうのは(´・ω・`)
何も摂取しない状態で制作していては、いずれガス欠、クリエイター寿命がこと切れることになる。

というわけで、これからの限られた時間で「何を身に着けるのか?」ということを考えていました。
言語学習、は作業中英語の流し聞きをしたり、繁忙期以外の日課に加えているのでこれは続けます。今回はそれ以外に何をするか、という話。

あと、noteは本当に個人ノートとして使ってしまっていますが、何か研究対象のようなものが見つかれば、それの「過程を記していく」媒体として使わせもらおうかな、という野望もにじんでいます。これはまた結論で後述予定。

2.Spare timeに何をするのか

よく(社会人なら普通持っている)Spare time、空き時間に何を学ぶか。割と人生を左右する問題。漫画家でなくても、社会人でなくても、誰にとってもそうだなあと思う。構え過ぎても息が詰まりますけどね。

候補①ゲーム

単に好きなことでいえば将棋とかスプラトゥーン。ただこれらはクリエイターとしての活動に寄与する部分が少なそうなので見送り。
将棋は最高でアマ2段程度なので将棋ウォーズ3,4段とか、スプラトゥーンはXP2400程度が最高なので、XP2500とか目指したい気持ちもなくはないんですが…(´・ω・`)

同じ理由で、他に新しくゲームを始める予定もなく…例えばゼルダや話題のゼンゼロも見送りました。

息抜き程度だとしても将棋だとマジになりすぎるのでもはや手をつけておらず。スプラトゥーンもサーモンランを1、2オカシラやる程度でXマッチをやっていません(´・ω・`)これからも、(新しいゲームも)やらないと思う。将棋は、漫画家を引退したら、思いっきり楽しもうと思っています。御徒町将棋センターとか、行ける場所に住みたい。

候補②プログラム言語

仕事でやってたWebスクリプターの時に覚えたperlの魅力だったり、Linuxデスクトップ抱えてzsh使えるようになりたいなぁとか思ったこともあるけど、これも絵には貢献しなそう。vimでコーディングする作業自体はかなり好きなんですけども。

スクラッチから書く業務で使うならPython一択かなと思うんですが、趣味なら断然perlですね(´・ω・`)perl6触ってみたい。

やりませんが……

候補③料理

飲食業が長かったので、料理が得意です。

手間のかかる美味しい料理を覚えたり調理器具を揃えるのはめちゃくちゃ楽しいんですけど、これもよほど時間があればという感じ…………
ドレスドオムライスとか、練習してできるようになってみたいとか、なんなら魚を市場で買って捌けるようになってみたいとか、色々あります。出刃包丁ほしい。やらないですけど。
最近自炊には目覚めてますが。

候補④水彩画

これは割とある。何かに使えるかもしれないし。
ポスターカラーの水彩画の技術を磨き直し、憧れの男鹿和雄の背中を追いかけるという説はかなりある・・・・・・・

まだ決めかねています。ポスカラやるとしたら、広い作業机も必要だし、

本気でやるなら福岡県の「はるさき水彩画教室」に通ってみたいと思っています。つまり引っ越し。九州に。

候補⑤漫画の歴史研究

最近、岡田斗司夫チャンネルのみなもと太郎先生が出てる回を観て、さらになんか触発されました。温故知新の技術を得るべくこれをするのもとてもありだと思う。
これも懲り性のよくないところで、これをやるなら京都に引っ越して漫画ミュージアムに通える位置に住み、ゆくゆくは京都精華大学で漫画研究をしてみたいという欲求があります。これもマジなら引っ越し。

ただ過去の漫画や研究だけじゃなくて、最新の漫画も読まないとね(´・ω・`)

候補⑥ファッション(特に女の子の)研究

最近俎上に上がってきたのがこの選択肢。

自分が不得意なことって沢山あるんですが、「今どきの(特に女の子の)ファッション」を描くというのは非常~~~~~に苦手です。男性の漫画家は苦手な人が多いんじゃないかなあ…?

その時々でストリートファッションとかをWebでチェックして描けばいい、という妥協案はあるし、現状そうするしかありません。けど情報をよく調べ、ファッションの予備知識を大量にたくわえていれば多少はマシなのでは?という気もします。これは直接絵に貢献する趣味だと言える。

「なんで女の子なの?ファッションにも色々あるし、なんならファッション以外も知らないでしょ」という意見があったとして、それは一面ごもっともなんですが、いわゆるサブカルチャー「マンガ(イラスト)」において最も大事なのは「女の子を可愛く描くこと」だと思ってます。
他が全て中途半端でも、女の子を魅力的に描くことさえ図抜けていれば、売れるマンガを描ける技術を持っていると言ってよい。と思う。ゆえの、流行りの女の子のファッションへのフォーカスです。ヘアメイクやネイルとか、個別に見ていっても沼が深そう…

問題なのは、それほど情熱をもって取り組めはしないかな……という点…
興味はあるんですが……

雑誌を2、3つ定期購読するだけでいいのかなとも思わなくもない。ちりつも。雑誌目当てに漫画喫茶に通う手もあるが、絶対好きな漫画を読んで時間が終わる。

候補⑦pixivやXなどのSNSを頑張る

色々な人に(なんなら担当さんにも)やるならこれでは?と言われそうなのがこれ。ただ、構え過ぎてしまって、取り組めないでいるのが現状……あと、「絵を描く」作業をするならなら仕事の進捗を進めなければ、という感じになってしまうのも大きい。

でも、やらないでいると一生やらないよなぁ……うーん……

書いてるとなんだかんだまとまってきますが、べき論で語るなら圧倒的に⑦だった…:(;゙゚''ω゚''):

3.結論らしきもの(ファッション研究noteになる…?)

①言語学習→継続
②漫画の歴史研究と女の子のファッション研究→本を読む
③それ以外の時間をSNSを伸ばす絵や漫画に使う

結論が出た(; ・`д・´)やれるかは別として……

あと1で語ってた「研究対象」として「女の子のファッション」はありだな~と思っています。研究過程をnoteに乗っけていくのも、振り返りやすくて便利そうなだなあ、とも思っています。
まずはファッション誌を物色して買ってみるかなあ……(´・ω・`)書店に行きます、はい。



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