企業理念【第二編】
【第一編からの続き】
2015年12月、「ITで日本と世界をつなぐ」の理念を設定してから、その後のLITSはさらに進化していきました。
顧客層の変化
時代の波もあり、クライアントの層も、従来の日系企業中心から、外資系企業へと徐々にシフトしていきました。
業界も、アパレル、化学、製造、サービス、医療、車業界など、多種多様に拡がりました。
それに応じて当社の提供するサービス内容も多岐に渡るようになり、当初請け負っていたヘルプデスク業務をはじめ、ローカライズ、翻訳、ネットワーク運用、グローバル事務サポート等、英語が関係するさまざまな業務において、有難いことに当社のバイリンガルITサポートがとても重宝されるようになりました。
紆余曲折はありましたが、全社的には売上の面で、2015年には英語が占める割合は、10%程度でしたが、2022年ごろには、80%程度にまで伸びました。
社員数も2015年当時30名だったものが、2023年には45名と徐々にではありますが成長を遂げています。
社風や応募者バックグラウンドの変化
企業理念を設定し、「英語とIT」という方向性の大枠に沿っての会社運営が軌道に乗ってくると、社風にも徐々に変化ができてきました。
海外で生活した経験のある社員が増えてきたことで、異文化や多様性を受け入れるのに抵抗がなく、年齢や階級に関係なく自由に意見を言い合える、風通しの良い雰囲気が生まれました。
個性豊かな社員が多いのですが、
それぞれの個性やキャラクターを出しつつ、チームワークや協調性を大切にする、いわば日本と西洋の良いところが混ざり合った様な、LITSらしい社風が生まれました。
従来IT技術者をメインに採用していましたが、それも英語を使える人をメインにと、シフトチェンジしたところ、意外にもそれまでにはなかった首都圏以外の地方や、海外から応募してくれる方が増えました。
海外留学を経験し、英語を使った仕事だけではなく、そこに何かしらの専門知識をつけたいという気持ちをもった方は首都圏以外にも沢山いて、
こうした彼らのキャリア志向と、当社の方向性がマッチし、小さい会社ながらも、優秀な社員が地方や海外から応募がくるようになりLITSの発展を支えてくれました。
海外留学を経験した多くの人がもっている英語に専門知識をつけたい、というこの気持ちは、私自身も学生時代にイギリスへの留学経験があるのでとても分かります。
グローバル化が進む日本において、彼らが専門知識をつけて海外とわたりあえる人材に成長することは、これからの日本においてますます重要なことだと感じています。
【第三編に続く】