流産その後

前回の記事で、流産後の生活で感じるストレスとプラスな捉え方を書きました。

その間の経過を書き留めておこうと思います。

退院時、私は大量出血による中程度の貧血があったため、退院後しばらくは過剰なほどのステイホーム生活を余儀なくされました。

動くとすぐ息が切れるし、めまいもする。医師からもしばらくは安静にするように、湯船にも浸からないようにと言われていたため、体を動かすことはもちろん、近所の買い物にすら行けない状態に。今思えば、夫がいるとはいえこんなの家事代行サービスでも使わない限り、家で過ごすなんて無理ですよね😅

本当はもう少し入院していたほうがよかったのかも知れないけど、知り合いもいない病院でずっと病室で一人でいるのも怖かったので、後先も考えず早々に退院してしまったのでした。

そんなこんなで、徐々にストレスがたまっていき、気がつけばパニック発作のようになってしまいました。ある夜、気持ちを落ち着かせるためにyoutubeで動画を見ていると、猛暑の盛りなのに寒い。とにかく体が震えて、布団をかぶってもおさまらない。胸がざわざわして、不安が強くなる。どうしよう、どうしよう、どうしよう。

しばらくそれがなんなのかわからなくて、貧血の症状で寒気が出てるのかとも思い、色んなことを試しながら様子を見ていました。数日経っても良くならず、ネットのセルフチェックでも軽度のうつ状態と出たため、心療内科に行こうかとも思い始めたある朝のこと。


体と頭がずっしり重い。

起きようとしても、脱力して力が入らない。

ちょうど夫のいる日だったので、夫も心配して見にきてくれました。『これって、うつかなぁ』なんてどこか冷静な自分がいて、でも体が言うことをきかなくて、気持ちばかり焦っていました。夫が手をあげてみなよと言うので言われるがままに挙げると、あがるじゃん、と。次は足。動くね、大丈夫。そんな感じで一つ、二つ夫と言葉を交わして、なんとか起きることができました。

夫のすすめでシャワーを浴びました。少し頭がすっきりしたような気がする。

その日の時点で既に退院から2週間経っていたので、そろそろいいだろうと、夫と外に出てみることにしました。不安でしたが、さすがに丸2週間まともに日光を浴びてないのは危ない。

外に出た瞬間、一瞬へなへなと足の力が抜けてその場にしゃがみ込みそうになり、自分で自分に驚きました。また脱力。これは本当にメンタルかもしれない。また、相当体力も落ちたなと、そこで初めて実感しました。

なんとか持ち直し、夫につかまりながら家の周りをゆっくり歩きました。不安が徐々に強くなりましたが、何かあったら戻ればいいやと、気楽にするようにして、結局一区画ぐるっと歩いてくることができました。よく晴れて風が気持ち良くて、本当はもう少し歩いていたかったけど、いつものめまいがやってきて、それを許してはくれませんでした。

でも、外に出られたぞ。一歩前へ進んだ気がする😀

その後、夫のすすめで、毎日の日課を考えて紙に書き出すことにしました。

毎日、新しい紙にその日やることを書きます。やるべきこと・やりたいこと、両方。実行できなくてもいいからとにかく書く。実行できたらチェックを入れていく。それと、先述の発作が起きた時に、その時の症状・感じていること・症状軽減のためにやったこと(動画を見る、など)・効果があったかどうかも合わせて記録しました。

一見とても単純な作業で、内容もできる日・できない日あり不安定なのですが、なぜかそれを続けているうちに少しずつ発作の症状が軽くなっていきました。これを書いている日も、軽くて済みました。まだ数日ですが、経過をまた書き留めたいと思います。


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