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『類似性に於ける優位性』

人は誰しも見た目に影響を受けます。

綺麗な格好の人には好印象を持ちます。
汚い格好の人には悪印象を持ちます。

併しこの綺麗や汚いに明確な基準は無い。
人其々により清濁の基準は異なり
標準値は存在しません。

そしてこの清濁の基準は
其迄に得た五感情報に依存します。

例えば姿形が似かよった
二人の人間がいたとします。

一般的に二人の評価は同じであるべきです。
所が大抵の場合二人の評価は二分します。

それが表題にもある類似性の優位性です。

数学的記号で示すとこうなります。
形状的類似性<環境的類似性

つまり類似性とは見た目ではなく
その人を見る人の其迄の環境により得た
五感情報の方に人は重きを置くようにできています。

例えば経済的価値に重きを置く場合。
同じ格好でもより高い経済力を持つ方へ
人の好みは傾き同時に評価も高くなります。

例えばファッションに重きを置く場合。
自分が好むファッションに身を包む方へ
人の好みは傾き同時に評価も高くなります。

例えば性格的部分に重きを置く場合。
自分が好む性格をより多く持つ方へ
人の好みは傾き同時に評価も高くなります。

つまり類似性とは見た目ではなく
その人を見る人の環境的類似性の方に
人は重きを置くように脳科学的には作られています。

見た目で人を判断しているように見えても
実は人は見た目だけではなくその人を見る人の
其迄に得た五感情報により判断をしている。

第一印象が大事だと良く言われますが
所謂リクルートファッションを
全ての人が好む訳では有りません。

無難な格好とも言われますが
無難という言葉の範囲は迚広く捉え所が有りません。

大事なのは自分の何を見て欲しいのかです。
前述通り人の見方に平均値は存在せずです。
ならば自分が一番見て欲しい所を強調する事で
自分という人物を評価して貰えます。

雑多な情報に流されず
貴方が一番貴方らしい格好でいる事が
一番貴方と言う人物を見て貰う方法である事を
忘れないで下さいね。

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