葉羽

音楽作って、海の底のヒドロ虫と語り、日本茶を飲む人。

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記事一覧

遠い国の小さな瞳へ

いつだって、どこだって君たちは元気だ。 青洟(あおっぱな)だして汚いもの着て、元気で、 でも世の中何が起こっているか分からない。 それで良いと思うよ、なんにも覚え…

葉羽
2日前

泣くことないよ、泣いてもいいよ

って、このタイトルどっちだよ? 歌詞の一部です。 ずっとずっと以前に作った曲、『泣くことないよ』。 これもフォン・イーさんに歌ってもらったらどんなに素敵でしょう…

葉羽
2か月前
4

フォン・イーさんの日本語歌唱が美しすぎた!

まずは騙されたと思ってこの歌声を聴いてください。ここまで美しく歌ってくれるとは驚きです。 Synthesizer V AI Feng Yi デフォルトは中国語なんだけど、日本語にも対応…

葉羽
4か月前
9

切ない曲、桜乃そらに歌ってもらいました

Synthesizer V の新キャラ、桜乃そら(はるのそら)を購入しました。 お姉さんぽい綺麗な声で使いやすいかと思ったら、意外にもかなりの癖強。時々語尾に「ん」がつく。「…

葉羽
5か月前
6

『数えきれない星のように』歌声合成ソフトSynthesizer Vで男性バラード作りました

AI Ryoの声が好きすぎてオーソドックスな男性バラードを作りました。 歌声合成ソフトを使うようになって作曲の仕方が変わった。Synthesizer V の画面を開いていきなりメロ…

葉羽
5か月前
5

『今ならぎりぎり間に合うかもね』歌声合成ソフトSynthesizer V 小春六花

私にも可愛い曲が作れるか実力を試す第2弾。 今回は少し色気も出してみました。 小春六花の声は芯があってなかなか良いです。 で、これ、実はとても贅沢に作ってあるので…

葉羽
5か月前
4

『恋夏』 歌声合成ソフトSynthesizer Vで可愛く作りました

私にも可愛い曲作れるかしら? と、自分の実力(?)を試すつもりで作ってみた。 案外作れた気がする。 老後はこんなふうに楽しい曲をポポポイっと作って楽しむのもいいか…

葉羽
6か月前
5

緑茶を最高に美味しく淹れるには?

新茶の季節もたけなわですね。 日本茶専門店『初美園』もてんてこ舞いのようです。 そこで、緑茶を最も美味しく飲める淹れ方を動画でご紹介。 先日お店に寄った時、店主…

葉羽
9か月前
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歌声合成ソフトSynthesizer V Maiに歌っていただきました。

以前にデモ曲としてアップした『ひとひら』をMaiやんに歌ってもらいました。 今まで主に使っていたハイブリッドのSaki standardよりAI Maiのほうが断然扱いやすいです。た…

葉羽
1年前
6

静岡新茶『草枕』、ティーバッグでいかが?

さてさて2022年静岡新茶もシーズンたけなわでございます。 いつもお世話になっている初美園さんもさぞかしテンテコ舞いでございましょう。 創業安政六年、六代目店主の時…

葉羽
1年前
7

『イオナ』夜這いの歌_歌声合成ソフトSynthesizer V Saki

コンプレッサーで整えきれないボーカルのデコボコは、今回はメロダインとボリュームオートメーションと両方で頑張りました。あとはイコライザーを部分的にかけてみたり。よ…

葉羽
1年前
4

『9th tear』歌声合成ソフトSynthesizer V Sakiにまた歌っていただきました。

グラウンドゼロからの再生がテーマ、ロック調です。 ボーカルは全体にSaki Standardを使っているけど、息継ぎだけSaki AIのほうを使いました。Standardの息継ぎは、なんか…

葉羽
1年前
3

ゴーストの囁き

傀儡謡_怨恨みて散る 傀儡謡_陽炎は黄泉に待たむと ファンならずともこれは観ておかないとね! 生なんて贅沢すぎっ! 「トホ(遠)カミ(神)エミ(恵)タメ(賜)」のソ…

葉羽
2年前
5

そして私はここへ還る、10代の街

それこそ10代の頃、バンド仲間に「聴きたまえ!」とこの音楽を渡されて以来、私の一部になった。 Teen Town Harlequin ピアノのぱらぱら感がいいよね。私も無理に普通…

葉羽
2年前
2

朝のTV番組の寒々しく暑苦しいオープニングテーマを聴きながら、

「あぁ、今日は診察だ・・憂鬱すぎる」
「先生に会いたい、会いたくない、会いたい、会いたくない・・・」

ん? これって花びらを一枚ずつ千切って
「好き、嫌い、好き、嫌い・・・」
ってやつ?バカだね〜〜〜。

葉羽
2年前
2

自然科学の詩人とSakiのコラボレーション

鳴き砂で有名な ”姉子の浜”(福岡県)をイメージして曲を作りました。 この曲、『さらさらと、さらさらと』は、私が歌声合成ソフトに歌わせた初めての曲です。なので、表…

葉羽
2年前
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遠い国の小さな瞳へ

いつだって、どこだって君たちは元気だ。 青洟(あおっぱな)だして汚いもの着て、元気で、 でも世の中何が起こっているか分からない。 それで良いと思うよ、なんにも覚えてなくていい。 とにかく無事に大きくなってね。 死ぬんじゃないぞ!! 歌詞原案:Kenjunt 作詞作曲:葉羽 世界の現実を現地で見たまま感じたまま発信しているKenjuntから日々送られてくるメールに着想を得ました。 戦渦の難民キャンプにいる子供たちの写真、逞しくも光るような笑顔、不安にこわばる表情・・・。 皆

泣くことないよ、泣いてもいいよ

って、このタイトルどっちだよ? 歌詞の一部です。 ずっとずっと以前に作った曲、『泣くことないよ』。 これもフォン・イーさんに歌ってもらったらどんなに素敵でしょう、と思い立ち、さっそく私のボーカルトラックを削除して作り直してみました。 案の定の仕上がり具合に感動することしきりです。 デフォルトが中国語なんてことは忘れてしまいますね、美しい発音、発声です。 ところでこのバック、昔懐かしいローランドのJV-1010が鳴っています。お弁当箱のような外部音源で、時代が変わってもけっ

フォン・イーさんの日本語歌唱が美しすぎた!

まずは騙されたと思ってこの歌声を聴いてください。ここまで美しく歌ってくれるとは驚きです。 Synthesizer V AI Feng Yi デフォルトは中国語なんだけど、日本語にも対応しているらしいということで恐る恐る購入してみました。 https://youtu.be/vJm2EghmFs0 さっそくメロディーと歌詞を打ち込んでみたら、あまりにも美しい発音と発声なので、元々インストとして作ってあった『空殻(から)』という曲のメロディーをボーカルに差し替えてみました。

切ない曲、桜乃そらに歌ってもらいました

Synthesizer V の新キャラ、桜乃そら(はるのそら)を購入しました。 お姉さんぽい綺麗な声で使いやすいかと思ったら、意外にもかなりの癖強。時々語尾に「ん」がつく。「悲しくて」と入力すると「悲しくてーん」となるのです。あと、ちょっと鼻につくほどのしゃくりが・・・。そのあたりをカバーしつつ表情を付けました。 英単語の部分は同じキャラの英語に切り替えて歌わせています。発音が異常に良すぎて何言ってるかわからないわ、自分で入力したけど。 Vocal :Synthesizer

『数えきれない星のように』歌声合成ソフトSynthesizer Vで男性バラード作りました

AI Ryoの声が好きすぎてオーソドックスな男性バラードを作りました。 歌声合成ソフトを使うようになって作曲の仕方が変わった。Synthesizer V の画面を開いていきなりメロディーと歌詞を打ち込んでいく。もちろん楽譜は書かない。表情は勝手にソフトが付けてくれて、気に入らなければ何個もテイクを作ってくれる。 が、あんまり何個も作らせていると「これでどないぃーー?!」と言わんばかりにだんだんおかしな表現になっていくので要注意。やはりソフトに頼るのは程々にして、足りない部

『今ならぎりぎり間に合うかもね』歌声合成ソフトSynthesizer V 小春六花

私にも可愛い曲が作れるか実力を試す第2弾。 今回は少し色気も出してみました。 小春六花の声は芯があってなかなか良いです。 で、これ、実はとても贅沢に作ってあるのです! ギターのピックスクラッチ(ギュィーン、って下りてくるやつ)だけ生音! 手持ちの音源にいいのがなくてフリー素材にも気に入ったのがなくて、友達に言ったら「そんなんお金出して買うくらいなら弾いてやる。」と力強いお言葉。 で、そのお言葉に甘えていくつかパターンを作って送ってもらいました。ボーカルもバックも打ち込みな

『恋夏』 歌声合成ソフトSynthesizer Vで可愛く作りました

私にも可愛い曲作れるかしら? と、自分の実力(?)を試すつもりで作ってみた。 案外作れた気がする。 老後はこんなふうに楽しい曲をポポポイっと作って楽しむのもいいかも。 ボーカル:Synthesizer V 小春六花 AI,  AI Mai 音楽:葉羽 [歌詞] 昨日までの現実を超えてゆく私を見て 昨日までの幻想を超えてゆく私を見て 遠い遠い遠い 愛を語るきみが遠いよ この気持ちわからなくなる この気持ちわからなくなる この気持ちわからないでしょ 私のこと 気が付かない

緑茶を最高に美味しく淹れるには?

新茶の季節もたけなわですね。 日本茶専門店『初美園』もてんてこ舞いのようです。 そこで、緑茶を最も美味しく飲める淹れ方を動画でご紹介。 先日お店に寄った時、店主が淹れてくれた緑茶の美味しさに驚愕した私、「ねぇ、動画にしてもいい?」と提案すると、「あ、いいですよ。」と気軽に応じてくれました。普通だったら、えっちょっと待って、いろいろ整えるから、と言いそうなものだけど、きっと自分を良く見せようとしない人なのね。 淹れてもらったのは私が子供の頃から飲んでいる茎茶の「草枕」なん

歌声合成ソフトSynthesizer V Maiに歌っていただきました。

以前にデモ曲としてアップした『ひとひら』をMaiやんに歌ってもらいました。 今まで主に使っていたハイブリッドのSaki standardよりAI Maiのほうが断然扱いやすいです。ただ、「こんな歌い方する人いるよね」ってな仕上がりに。色々いじくればいろんな表情を見せると思うけどね。 曲は、古代神が現代に甦ろうと人間をおびき寄せ、そして世界の破滅が訪れるまでをダンスビートに乗せたもの。 [歌詞] 光の揚羽に導かれて 記憶の底目醒めた地図辿りましょう 私の地球 この声懐かし

静岡新茶『草枕』、ティーバッグでいかが?

さてさて2022年静岡新茶もシーズンたけなわでございます。 いつもお世話になっている初美園さんもさぞかしテンテコ舞いでございましょう。 創業安政六年、六代目店主の時代になり、今年はティーバッグの新茶があるとのこと、さっそく飲んでみました。 私は初美園の棒茶『草枕』で育ったようなもの、新茶ももちろん『草枕』、子供の頃からずっとそうでした。 そう、今回ご紹介したいのは敢えての棒茶! 敬遠する人もいるようですが、是非飲んでみていただきたいのです! そして飲むなら草枕! 棒茶に

『イオナ』夜這いの歌_歌声合成ソフトSynthesizer V Saki

コンプレッサーで整えきれないボーカルのデコボコは、今回はメロダインとボリュームオートメーションと両方で頑張りました。あとはイコライザーを部分的にかけてみたり。よくわからないけどあの手この手。 「い」が飛び出ちゃうんだよね。メロダインで1音1音シューーーッと小さくするの気持ちいい。 最後のほうにちょっとだけ自分の声も入れました。 [歌詞] 白い白い月の夜 窓から忍び込む 冷たい夜風がこの部屋流れ込む 眠る横顔にムーンライト白々と こんな美しい夜なら叶うと 埃にまみれたジニー

『9th tear』歌声合成ソフトSynthesizer V Sakiにまた歌っていただきました。

グラウンドゼロからの再生がテーマ、ロック調です。 ボーカルは全体にSaki Standardを使っているけど、息継ぎだけSaki AIのほうを使いました。Standardの息継ぎは、なんか吐いてるように聴こえるので。 息継ぎって歌のノリだから大事だよね、実際に息吸いながらタイミングを打ち込んでいくもんで、過呼吸ぎみ。 ボーカルの処理は人間と変わらないので手間暇かかる。コンプレッサーだけではデコボコが何ともしがたいから、ボリュームのオートメーション描きまくり。もうオートメー

ゴーストの囁き

傀儡謡_怨恨みて散る 傀儡謡_陽炎は黄泉に待たむと ファンならずともこれは観ておかないとね! 生なんて贅沢すぎっ! 「トホ(遠)カミ(神)エミ(恵)タメ(賜)」のソロ歌唱が圧巻だね! もう何年も前、これ最初聴いた時はブルガリアンボイスかと思った。 でも日本語だしね、何事? と思ったら私の大好きな川井憲次氏の作曲だったのでした。 で、何ですって?! もう、セリフほとんど覚えちゃってるよ、何百回観ても観飽きない。1995年押井守監督のね、それ以外のは(実写版とか)気にしな

そして私はここへ還る、10代の街

それこそ10代の頃、バンド仲間に「聴きたまえ!」とこの音楽を渡されて以来、私の一部になった。 Teen Town Harlequin ピアノのぱらぱら感がいいよね。私も無理に普通の指使いのピアノ曲作らないで、ぱらぱら指でしっくり作ろう。と、最近思い始めた。自身の音楽歴が透けて見えるようなものは作りたくないと粋がっていたけど、バックグラウンドを隠す必要もないかなと、少し大人になったね。 「古い録音のものって普通音がしょぼいけど、ウェザーリポートってしょぼく聴こえないね」

朝のTV番組の寒々しく暑苦しいオープニングテーマを聴きながら、 「あぁ、今日は診察だ・・憂鬱すぎる」 「先生に会いたい、会いたくない、会いたい、会いたくない・・・」 ん? これって花びらを一枚ずつ千切って 「好き、嫌い、好き、嫌い・・・」 ってやつ?バカだね〜〜〜。

自然科学の詩人とSakiのコラボレーション

鳴き砂で有名な ”姉子の浜”(福岡県)をイメージして曲を作りました。 この曲、『さらさらと、さらさらと』は、私が歌声合成ソフトに歌わせた初めての曲です。なので、表情とかあまり細かく打ち込んでいないんだけど、それでもこれだけ豊かに歌ってくれて感動。ちょっと気怠い雰囲気がいいです。Synthesizer V Saki_Standardのナチュラルな声質は、素朴でしっとりとした曲にもよく合うなと思います。 『さらさらと、さらさらと~姉子の浜鳴き砂の詩』 ところで作詞は私ではなく