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在宅フリーランス主婦、浦島太郎状態をおそれる。


父親譲りの気の小ささで、いつも心配ばかりしている。それは、在宅フリーランス主婦という生き方を選んだことに対しても。納得して、これが今の最善だと信じて毎日を過ごしていても、やっぱり不安になることはある。

特に不安なのが、自分だけが過去に取り残されていたらどうしよう、ひとりだけ違う時間軸にいるんじゃないか、ということ。知らず知らずのうちに、浦島太郎状態になっていないだろうか?と、ぶるぶるしている。


会社員時代は、同僚の話の中から新しい知識を偶然得るということもあったし、いろんな人に会って話を聞いて、それはもう毎日新しく知ることばかりだった。「ふつうに働く」ことが、「時代についていくこと」そのもののような感覚だった。

でも今は、限られた人としか話さない毎日だし、基本ずっと家にいるし、ものすごくスローペースで生きている。子どもを授かるために時間や心身のゆとりを自ら作ったのに、望んでそうしているのに、とてもこわくなることがある。世界は今日も進化しているのにって。またガツガツ働く日がきたとき(くるかはわからないけど)、もうまったく世の中についていけてなかったらどうしよう…。


そんなことをぐるんぐるん考えていたある日。会社から帰ってきた夫が、興奮気味にこんなことを言ってきた。


「ChatGPTってのがあってさ、すごいんだよ!」


このとき、わたしはガッツポーズをしたい気分になった。なぜなら!わたしはChatGPTの存在を、夫より先に知っていたからである!noteで!!気になったからどんなものなのか調べたりもしていた。

絶賛サラリーマン中である夫より、毎日せまいリビングでひっそり生活しているわたしの方が、AI技術の最新情報を先に得ていて、ちょっとだけくわしかったという事実。夫の「〇〇ちゃん知ってたんだ」という驚いた顔。こんな小さなことだけど、心の中で勝訴の紙を持ったわたしが全力で走っている。

もちろん、現場でしか得られない知識であったり感覚は間違いなくあるけれど、今の時代は、最新情報を得る手段がたくさんあるから、自ら情報を拾っていく努力だけは続けていこうと思った。


そして、noteってすごいなあ。


おわり

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