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スマート農業ってなんじゃらほい⁉️①

皆さんは、ご存知でしょうか?
ただ今、日本の農業界においては、スマート農業というキーワードがバズっている(良い意味でも、そうじゃない意味でも笑)という事を。。。、ちなみに、スマート農業という言い方は、日本発信で、海外の方には、アグリテックという表現の方が馴染みがあるようです。

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その他にも、農水省の中では、海外輸出戦略のGFP グローバル産地の取り組みや地域でコトを起こす起業家を発掘してマッチングを支援するイナカムといった6次産業化的な取り組み、これからの未来を繋ぐ、ちまたで話題の5Gの中でも、ローカル5G(総務省主幹)、そして果てなき挑戦となるムーンショット事業など、心おどるポジティブな取り組みが現在進行形で始まっております(ここまで読んで、そんな事ないだろ的な方は、そんな事あるかもという気持ちになってからお読みください笑)

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今回は、その中で、スマート農業ってなんじゃらほい⁉️に焦点を当ててみたいと思います。
1番わかりやすい所でいいますと、某テレビ局で放送されました「下町ロケット🚀〜無人トラクター🚜編〜」ですが、このドラマの世界が実際に同時進行で、リアル日本で進んでいるんです。しかも、九州にある鹿児島志布志でも、それもお茶🍵で🤘

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堀口製茶では、「農林水産省のスマート農業実証プロジェクト」に農業者の立場として参画しております。国(農研機構)や、アグリテック系ベンチャーに、地元の機械・システムメーカーそして地元県行政と一緒になって取り組んでおります。

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↑2020年2月5日@大分県にて。鹿児島堀口製茶(有)お茶の美容師小牧がスマート農業分野ついて、シャンプーをするように説明してきました❗️

堀口製茶での取り組みは、大きく分けて3つ。
1つは、茶畑におけるロボット管理機の導入。無人で動くんです!
2つめは、地域にある畑地かんがい設備(農業インフラ)を多目的に活用する事。
人だと「血湧き肉躍る」→農業に例えると「水湧き土踊る」というくらい水は大事なんです。
3つめは、農業を企業経営するための(情報インフラ)仕組みづくりです。情報を制するものは、農業を制するです。(↓では、③と④が、3つめ)

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スマート農業によるこの様な取り組みによって、前農林水産省事務次官 奥原氏の著書「農業改革」にも書いてある「規模拡大・海外輸出・6次産業化」を行うための下地ができると考えております。農業が産業として活性化するための手段として、必要条件です。

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https://www.amazon.co.jp/農政改革-行政官の仕事と責任-奥原正明/dp/4532176689

別記事「地域と共に活きる農業①〜海外輸出が町づくり理論」でもこの点については、少し触れています。

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https://note.com/haas/n/ncbf7670e49dd

スマート農業への理解の仕方は、農業者の中でも、一般的な事柄と同じで、ご多分に漏れず人それぞれです。スマート農業と聞いただけで中身に触れず否定される方は論外ですが、①実際に話しを聞いてみた方②実際に話しを聞いた上で、ハード面、ソフト面に取り組まれた方(自己資金型、事業型、またはその両方型←ウチはコレ)とまあ、ざっくりこんな感じに分かれてているかと思います。
リアルな話しとして、事業で取り組んでいる農業者を含めて(事業特有の縛りもあるため)理想と現実のギャップに直面しているわけであります。そして、機械が高い、このソフトは、予想より使いづらい、使いやすいけど高い。。。、みたいな話しになるんだと思います。

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【冷静に考えてみよう】
ただ、これって、スマート農業に限った話しではないと思いませんか?農業分野にITが入ってきはじめて十数年が経ってます。

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その中でもはじめは、なかなか使用できずに四苦八苦していたと思いますし、堀口製茶でも10年とちょっと前に防霜用に畑の温度情報を無線で携帯に電話音として飛ばすなどの流れから始まって、色々ありつつも今では、LINEグループで共有しながら会社だけでなく地域の茶農家さんともその情報を共有して、深夜の見回りなどの肉体的負担、霜にやられないかの心理的負担からの軽減に繋がっていってます。

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この色々ありつつが大事なんです。既に使い勝手が良ければ、気づいた時点で普及され一般化されてると思います。ソフト、ハード、情報への先先行投資は、経験、ノウハウ、人脈へと繋がっていきます。成長することを、前に進むことをヤメてしまったら、マグロ🐟のように、企業(農家)は死に体になってしまうと思ってます。

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うちの会社の社訓にもあるように、

一、「旧来の方法が一番いい」という考えを捨てよ
二、絶えず改良を試みよ「できない」と言わずにやってみよ
三、「どうするか」を研究せよ
四、なによりもまず「計画」せよ
五、新しい考え 新しい方法の採用を怠るな

↑の様な考えのもと、スマート農業にも取り組むべし😉

↓鋼のメンタル晃DXも、そうだと言っております。

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お茶を通じて大隅半島から盛り上げていきます。お茶を一服する行為を世界中にいる人たちの人生のひとときの豊かさに。遊び心もね。インプットとしてのコーヒーそしてアウトプットとしてのお茶。