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コンテンツを作り続けるために、意識していること

昨日は福岡の六本松蔦屋書店で

コンテンツの作り方

について、いくつか自分の中で
心がけていることを喋らせて頂きました。

その中の一つとして挙げたのが
日常を丁寧に観察する
ということ。

丁寧にってどの程度っていうかというと、

常に、観察者として生きてる。
全ての生きている時間は、
ネタの採集時間
だと思ってます。

例えば、昨日は
蔦屋書店にイベントの一時間前に
到着して、書店内にあるスターバックスで
お茶をしていたんだけど、
その間にも、私の前を通りすがっていく、
いろんな人生を見た。

その時の、他の人はきっと覚えておかない、
あるいは気づきもしないであろうことを
私の場合は、なるべく覚えておくようにしています。

耳の穴から向こう側の景色が見えるほどの
ぐるんとした、大きなピアスをつけているお兄さんが
ラテを飲んでいたのを見て、
あれは、いつ、どんな時にあけたんだろうな、と
考えたり。そこにドラマがありそうだな、
と想像を勝手に膨らませたり。

スタバで注文する時に、
「トリックオアトリート」っていうと、
一口サイズのおやつをくれたんだけど
(私はホットビスケットの試食を貰った)

その時、スタバの店員さんが
つけているネームプレートが
ひとりひとり違って可愛かった、とか。

スタバの横には「第三の皮膚」っていう、
キャッチコピーがついた
ハンドクリームが売ってたんだけど、

なんでこの場所でハンドクリームなんだろうな、とか。
「第三の皮膚」って、面白いコピーだな、
他にはどんなものに使えるだろうな、とか。

そんなわざわざツイッターには書かないようなこと
なるべくたくさん脳みその中に置いておいたり、
メモしたりしてるんです。

小説は、そういう記憶の断片を
編むようにして書いてます。

でも、ビジネス書はまた別の書き方をしてる。

ビジネス書は「はあちゅう」って名前で、
私のエピソードを使って書くわけだから、
ツイッターに一回書いたことで、
反響があったものを更に深掘りしたり、
エピソードを加えながら書いていくんだよね。

私のツイッターって
自己啓発めいたことが多いから
(ほとんどの言葉は自分に言い聞かせてるんだけどね)

その中で、みんなが興味ありそうなことを
書いていくんです。

私が、はあちゅうとして
発信したことの中から、
反響があったものを使うのが
正解だと思う。

でも、小説を書く時は違うんです。

はあちゅう、としての私とは
使い分けてる。透明になる。
私、もともと透明になるの、
すごく得意なんです。

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