不満を想いに変えて、動く
見出し画像

不満を想いに変えて、動く

子育てを始めてからというもの、
自分の周りに、見えない枠が出来たような
不自由な感覚をずっと感じています。

これは、子供との関係性ではなく
仕事との関係性で悩んでいるからです。

私は、好きなことを仕事にしていて、
勤務場所も主に自宅なので、
子育てと育児の両立は、会社員の人よりも
工夫の余地があるはずですが、

もともと狭い自分のキャパシティーに「育児」が加わると、
他のものが入る余裕がなくなり、
創造性がどんどん失われ、追い込まれる感覚がありました。

そんな中で、自分の仕事や存在価値について
考え込んでしまうところがあったのですが、

去年の4月に、マネジメントの一部を
引き受けてくれている友人に
日常的に抱えている不満や
ガラリと変わった環境への不安を打ち明ける中で、

「同じような悩みを持つママの
心を癒やすアイテムを作りたい」

という気持ちが芽生えました。

自分だけの悩みを、誰かの悩みの
解決と結びつけた瞬間に、
ただの不満は「想い」に変わり、
気持ちがぐんぐんと前向きに開いていきました。

そこからは、トントン拍子ともいえるし、
紆余曲折とも言えます。

マネージャーが、もともと
仕事をしていたメーカーさんと
つなげてくれて、すぐに商品の開発が
決まったところまでは、トントン拍子でしたが、

いちから商品を作るのは思った以上に、
意思決定と試行錯誤が必要でした。

とはいえ、商品づくりのプロである
メーカーさんが、私がやるべきことを
次々に提示してくれたので、それに
引っ張られる形で、アイディアを出し、
それに対して、スタッフさんがフィードバックや
追加のアイディアを出してくれて、
時間をかけて、アイディアが徐々に形になっていきました。

商品づくりは、
自分を再発見する旅のようでもありました。

たとえば私は漠然と、
「ワクワクさせてくれる香り」
の商品を作りたいと考えていましたが、

では、「ワクワクさせてくれる香り」
とは一体どんな香りなのか。

週末野心手帳や、自分への取材手帳などで
「自分をよく知ろう」という
発信を続けていた私ですが、

自分をワクワクさせてくれる香りを
ひとつ選ぶとなると、途端にわからなくなり、

自分の中におぼろげにあった
「好き」という感覚に対しても
自信が無くなりました。

そんな中で、改めて、自分の
「好き」の感覚を思い出しながら、

「私もみんなもワクワク出来るもの」
を丁寧に考えていきました。

誰かをワクワクさせたいという
気持ちが、自分自身を鼓舞してくれて
いつの間にか、私が一番ワクワクしていました。

香りにも、ボトルにも、商品名にも、
想いと愛着があります。

商品を作るプロセスを一つ一つたどる中で、
世の中にあふれる商品にも
同じように想いがあり、過程があるのだという

当たり前だけど忘れがちなことを、
リアルな質感で、再確認できました。

誰かの仕事のおかげで、
自分の人生は成り立っている。
ーーそうやって、他の誰かの仕事の価値を再確認することが
失っていた自分の仕事へのやりがいを取り戻すことにもなりました。

仕事に取り掛かるたびに、目の前の作業に対し、
「子供を預けてまでやるべき仕事だろうか?」という
不安を感じ、いまだにその不安は完全には拭えませんが、

誰かの仕事を有り難く感じる感性が磨かれると、
自分の仕事だって、誰かの人生の一部だと
信じる気持ちが少しずつ芽生えました。

おかげで、仕事に対してのポジティブさを
ある程度、取り戻せた気がします。

以前にもコラボ商品を作らせて頂いた経験はありましたが
期間限定や単体の商品ではなく、
一からブランドを立ち上げるのは初めてなので
コンセプトを決める時点で、言語化がたくさん必要で、

その作業が、育児沼の中にいた自分を、
世の中に引っ張り出してくれた気がします。

少し大げさかもしれませんが、
この商品作りは私にとって
創造性を取り戻す旅でもありました。

私は、どんな人間でありたいのか。
どんな価値を世の中に提示したいのか。
これからの人生をどう生きたいのか。

そういったことを、商品づくりを通して、日々
考えていた気がします。

何かを世の中に出すことは、
商品であれ、文章であれ
なんだって勇気が必要です。

でも、その勇気を乗り越えて、
何かを世の中に送り出し、誰かに届いた時、

自分の提案は、誰かの日常の一部になり、
一瞬でも、その人の人生を照らすかもしれない。
その喜びは何物にも代えがたい尊い感情です。

メーカーさんが私の希望を丁寧に汲み取ってもらえたおかげで、
「良いものが出来ました」
と胸を張って発売できる商品が出来ました。

第一弾の商品は、赤ちゃんもママも一緒に使える
オールインワンソープです。

赤ちゃんに使っても大丈夫な優しい成分であることはもちろん、
香り、保湿、使い心地にもこだわりました。

育児を始めて思ったのは、気晴らしをしようにも、
気晴らしの時間を取ることすら難しい局面が多いこと。

だからこそ、プラスアルファで
時間を取ってもらうものではなく、

毎日のバスタイムをリラックスの時間に
変えられるようにと、企画しました。

疲れ気味のお母さんたちの
毎日に寄り添い、心の潤いを取り戻せるきっかけ
が作れれば嬉しいです。

(明日の12時から発売です)

https://www.instagram.com/babyhug_official/

画像1

▼追記:発売開始しました

https://babyhug.info/


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
はあちゅう

記事が気に入ったら、シェアやいいねをしてもらえると嬉しいです。

ありがとうございます!
ブロガー・作家。noteは自分では抱えきれない感情をそっと置いておく場所。なのであんまり大々的に宣伝はしませんが、この場所がとても好きです。https://lit.link/hachu