きちぬま

旅行/野球観戦/災害学/気象学 上記のジャンルを中心に投稿していくはずです! サクッと…

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旅行/野球観戦/災害学/気象学 上記のジャンルを中心に投稿していくはずです! サクッと短時間で読める記事作成(1,000-2,000字)を心掛けます。

最近の記事

新年&新年度のごあいさつ(現状報告)

皆様、お久しぶりです。そして遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 今年は1回投稿したのみで、長らく放置状態となってしまいました。まずはその点、お詫び申し上げます。 さて今回は、これからの投稿内容の再確認と、なぜ放置するに至ったのかの説明をさせていただければと思います。 長くなってしまいますが、最後までお読みいただければ幸いです。 これからの投稿内容について題材 今年も昨年に引き続き、旅行を題材とした投稿を中心にお送りできればと思っております。 「旅行」といえ

    • 新春の景色は列車から(part7)[2022.1 北海道&東日本パス⑩終]

      食事で体内を温めてから、いざ極寒の地へ飛び出す。 先ほどより雪の勢いが強まっており、極寒どころか”猛寒”といったところだ。すべては真冬に相応しくない服に原因があるのだが。 路面も数cmの雪で覆われており、反射する光で眩しいほどだ。土浦駅前のロータリーを走る車やバスは揃って慎重に走っている。 それは鉄道も同様であり、徐行運転をしているために、数分の遅れをもって運転しているというアナウンスが駅に近づくにつれ聞こえてきた。 どうやら、土浦を始発とする列車は折り返し時間を短くしてな

      • 新春の景色は列車から(part6)[2022.1 北海道&東日本パス⑨]

        栃木県からはるばる品川までやってきたが、間髪を入れずに今度は常磐線方面へと行く。 私が乗車する勝田行きの列車は15両を連ねてホームに入ってきた。これは、途中の土浦にて後ろ10両を切り離すという当時としては非常に珍しいものだった。そのことを知らずに、まったく人がいない後ろから2両目の車両に乗り込んでしまった。 品川を出た列車は上野までの都心の各駅から乗客を大勢乗せると思いきや、まったくそうではなかった。平日昼間の列車はいつもこのような様子であるのか、気になるところではある。

        • 新春の景色は列車から(part5)[2022.1 北海道&東日本パス⑧]

          朝の宇都宮駅は大変に冷えきっている。 手袋をしても、上着を着ても、その能力が無効化されてしまう。 しかし、身体の皮膚からは汗が噴き出しているのが感じられる。というのも、列車に乗り遅れそうになり、宿から走ってきたからだ。 その列車とは宇都宮始発の黒磯行き列車である。5:18発の初電だ。 担当する車両は205系というもので、昔は京葉線でディズニーリゾートへ出かける客を運びまくっていた。それが老朽化して、来たるダイヤ改正をもって引退するのである。だから乗りに来たのだ。 ほんのわ

        新年&新年度のごあいさつ(現状報告)

          新春の景色は列車から(part4)[2022.1 北海道&東日本パス⑦]

          上野で蕎麦をすすると、旅の気分は最高潮に達する。北の玄関口でいただく立ち食い蕎麦は至高だ。 今日は上野東京ライン→中央快速線というルートを辿ってきたが、これからは常磐線へと歩を進める。 今回お世話になるのは、夕ラッシュ時に運行される高萩行き列車で、上野駅は高架ホームからの発車だ。 どの番線から出るかについては記憶を消失してしまっているが、前に発車した列車が出た直後から並び始めないと、席にありつくことは許されないような様相であるというのははっきりと覚えている。 もうひとつ新

          新春の景色は列車から(part4)[2022.1 北海道&東日本パス⑦]

          新春の景色は列車から(part3)[2022.1 北海道&東日本パス⑥]

          昼下がりの東京駅中央快速線ホームには、どこからともなく鉄道愛好家の姿が目立つようになる。 ホーム先端は既にカメラを構えた人々で埋まっており、遅れてきた者は残念そうな姿を見せつつ、ほうぼうに散っていく。 彼らの目的は「209系」を撮ることである。 その車両が中央快速線において、どのような立ち位置にあるかについて、まずは説明をしておきたい。 当路線では現在、グリーン車設置に伴う様々な工事をおこなっている。 その中には、グリーン車専用の車両を現在走っている「E233系」というの

          新春の景色は列車から(part3)[2022.1 北海道&東日本パス⑥]

          新春の景色は列車から(part2)[2022.1 北海道&東日本パス⑤]

          籠原から熱海までは距離にして175kmほど。 昨今の普通列車にしては、随分と長い距離を走る。 時間は3時間ほど。東京から東海道新幹線に乗ればとくに新大阪に着いている。 籠原を出てしばらくすれば、熊谷である。 朝の東京方面の列車だから、席取り合戦が目の前で繰り広げられる。成功した人はすぐに目を閉じ、眠る体制に入る。一方、失敗の人はげんなりした顔をした人が多いように見受けられる。 駅に停車する度に人は乗り込むいっぽうだが、当然降りる人も一定数いる。車内の様子を見るに、地獄の通

          新春の景色は列車から(part2)[2022.1 北海道&東日本パス⑤]

          新春の景色は列車から(part1)[2022.1 北海道&東日本パス④]

          まだ夜が明けきらない東京駅。 ビルの輪郭がようやくはっきりと浮かびあがってきた。 今回の旅は1泊2日の予定である。列車に揺られつつ、ただただ呆けているだけといえば良いだろうか。 「列車に乗るだけ」と聞くと、随分と楽な旅行に思うかもしれない。 しかし、現実はそうではなく、「痛み」との闘いなのである。 その「痛み」のピークは2回訪れる。 まずは、乗っている最中。身体と座席の接地面、つまりはお尻が痛む。痛み始めると、早く目的地に着かないか、とつい弱音を吐いてしまうほどだ。 つぎに

          新春の景色は列車から(part1)[2022.1 北海道&東日本パス④]

          リゾートやまどりで新春から列車旅(part3)[2022.1 北海道&東日本パス③]

          大宮からは高崎線に入る。 もう太陽も地に墜ち、駅間の車窓には自分の顔が映るようになった。 当列車は快速列車であるため、高崎線でよく走っているアーバンといった快速の停車駅を一部区間に限って踏襲している。 その一部区間というのは大宮から熊谷のことを指すが、その間は上尾・桶川・北本・鴻巣・熊谷の順に停まる。 そこから先は、深谷と本庄以外を通過して、終着の高崎へと至る。 臨時列車は定期列車の邪魔にならないように速度を遠慮して走りがちではあるが、高崎線内に入ると、定期列車の平均速度

          リゾートやまどりで新春から列車旅(part3)[2022.1 北海道&東日本パス③]

          リゾートやまどりで新春から列車旅(part2)[2022.1 北海道&東日本パス②]

          ほぼ満席という盛況の中、列車は高崎へ向けて走り出した。 ここでざっとではあるが、この列車が辿る道筋を確認する。 高尾から中央本線(中央快速線)で国立付近まで行くと、武蔵野線に通ずる連絡線がある。 そこからその路線等を経由して交通の要衝である大宮へ。そこを起点とする高崎線に進めば、終着の高崎まではまっしぐらだ。 そのような面白いルートを駆け抜けるわけだが、停車駅も目を見張るものがある。 高尾を出ると、なんと大宮まではドアが開かないのだ。 これは様々な要因が絡み合っていると推

          リゾートやまどりで新春から列車旅(part2)[2022.1 北海道&東日本パス②]

          リゾートやまどりで新春から列車旅(part1)[2022.1 北海道&東日本パス①]

          2022年がやってきた。まだ三が日の中途である。 今振り返ってみると、そんな新年早々から旅に出かけようと企てたのは非常に馬鹿げていると思う。 今までの年末年始の行動パターンは、一貫して家の中でぬくぬくと過ごすだけであり、そんな体たらくなヒトがいきなり外へ出ようとしてもなかなか上手くはいかないだろう。 というのを数秒考えれば分かるのに、思い付きと勢いで計画を攻撃的に立ててしまうのだから、自分自身を非常に恐ろしく感じる。 しかし結論として、この旅で得られた教訓は多々あるから、無駄

          リゾートやまどりで新春から列車旅(part1)[2022.1 北海道&東日本パス①]

          2022.4-5 サンライズGR まとめ

          いつもお読みいただき誠にありがとうございます! 題名にあるとおり、今回のシリーズから”まとめ”なるものを投稿します。 ここでは、本編で書きもらしたことやちょっとした裏話などを書く予定です。強いて言えば、編集後記みたいなものでしょうか。 いつもは堅苦しくて読みづらい文章を適当に記していますが(いわゆる奇行文[紀行文])、この場においてだけは、です・ます調で失礼させていただきます。 ではさっそく本題。 毎度毎度、タイトルに”サンライズGR”と表記してきたわけですが、「GRって

          2022.4-5 サンライズGR まとめ

          旅の終わりもノビノビとサンライズ(part2)[2022.4-5 サンライズGR⑫終]

          目が覚めると、そこは熱海だった。どうやら列車が停車をする衝撃で起きたらしい。 昨夜の岡山を出てから一度も起きることなくここまでやってきたのである。今回の旅で相当な疲れが溜まっていたというのを思い知らされた。 「サンライズ出雲91号」→「やくも」→「マリンライナー」→「サンライズ瀬戸」と3日に渡って乗ってきている。列車に乗るだけでそんなに疲れるかと私自身でも疑問に思うときがあるが、一日中座っているとかなりの体力を消費するらしい。 これは今までの体験から言えることであって、私み

          旅の終わりもノビノビとサンライズ(part2)[2022.4-5 サンライズGR⑫終]

          旅の終わりもノビノビとサンライズ(part1)[2022.4-5 サンライズGR⑪]

          駅前に海水池なるものがある高松は、夜でも飲み屋を中心に大変な賑わいを見せている。 ただ、なぜかその池の周りには人がいないため、私はいつもそこで立食をしたり、荷物の整理をしたりしている。 今回もその例に漏れず、同様のことをしている。もう帰京するということもあり、お土産をちょっとだけ買っているが、許容荷物量が少ないため、少しの量でもかなり圧迫してしまう。 池の前で荷物の整理をしている人を他の通行人が見たら、どのように思うのであろうか。答えは私でも察するところがあるが、それはそれ

          旅の終わりもノビノビとサンライズ(part1)[2022.4-5 サンライズGR⑪]

          夜の瀬戸大橋も乙なもの[2022.4-5 サンライズGR⑩]

          岡山駅のマリンライナーのりばにはたくさんの人々が列を形成している。 30分に1本という運転間隔や帰宅時間帯ということがそうさせているのかもしれないが、私が思っていたよりも繁盛している。 無事にというか、ぎりぎりに窓側の座席を押さえられたが、相当数の立ち客が見られ、改めて岡山ー高松間の移動需要の大きさをまざまざと見せつけられる。 そのような混雑状況の中、マリンライナーは岡山を発つ。 最初は岡山駅のゴチャゴチャとした線路を綱渡りのように慎重に進むが、それが終わると、比較的高速

          夜の瀬戸大橋も乙なもの[2022.4-5 サンライズGR⑩]

          令和になっても国鉄旅[2022.4-5 サンライズGR⑨]

          出雲大社への参拝を終えて、出雲市駅に戻ってきた。 これから四国・香川県へと渡り、高松から出るサンライズ瀬戸に乗車するために、まずは岡山へと向かう。 出雲市と岡山、言い換えれば山陰地方と山陽地方を結ぶ特急として日夜大活躍しているのは特急の「やくも」である。 このたび、その「やくも」に使用されている381系という車両の塗装が1編成に限って変更された。私の稚拙な語彙、文章で表現をするのは非常に恥ずかしいが、どのような塗装かと問われれば、”車両の全体をクリーム色に、そして窓に沿って

          令和になっても国鉄旅[2022.4-5 サンライズGR⑨]