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Tableau Prep Export先にBigQueryが追加されたら実現される”スゴイこと”を妄想してみる

追記_2021年5月17日

2021年5月17日…悲願であったBigQueryExport機能が実装されました…最高だ!
本note投稿前、6ヶ月130points だったIdeaが390 pointsまで育ちました🌴

日本ユーザー投票で動いた稀有な事例ではないでしょうか…?
皆様、本当に本当にありがとうございました…!


追記_2021年3月21日

投稿後約2週間でアイディア130ポイントだったものが現在280ポイントまで増加しました🎉
本当に本当に感謝しても足りません、ありがとうございます。
本実績を以て、世界全体のユーザーにも呼びかけをしてみます。

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Tableau Prepユーザー会幹事もしている私、マエスですが…
どーーーーーーーーーしても実装して欲しい機能があります…

本noteは、BigQueryExportのアイデアに投票を呼びかけるものです。
またtableau prep(Builder/Conductor両方)の魅力を伝えられれば、嬉しいです。


もう、この一文を読んで、
「よし投票しよう」と思ったかたは下記から何卒…。。。
その前提で最近のTableau新機能を解説しつつ、ユーザーとしてBigQueryがあるといい理由を挙げてみます。

投票先と投票ボタンの場所です…何卒…

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https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HDmNQAW/detail

Tableau Prepの登場。ゴールは可視化だけではなくなった?

Prepは可視化までの業務のうち、7-8割がデータ前準備という課題から誕生した、データ前準備ツールです。

Prep内では、SQLで使われる前準備関数(の一部)。RやPython等が実装されております。強みは100万レコード以下のレコードであれば、データ可視化しながら前準備できることです。
※100万レコード以上であれば、全量の可視化はできませんがサンプルの可視化は可能です。

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Release当初、基本的なエクスポート先はCSVファイルか、hyperファイルでした。ただし、2020.3のバージョンに新しくデータベース書き込みの機能
2021.1からはExcel 形式でのデータ準備が追加されました。

これから tableau prep の役割は tableau Desktop での可視化だけではなく、より多くのユーザーのデータ前準備に役立つことに変わったのだと思っております。

第1:Tableauが担ってくれたデータ可視化までの流れ。そしてこれからの主流?…だからお願いしますBigQueryを…

DWHが発展する前まではデータウェアハウスや各データを tableau Online Server 上で組み合わせ、複雑な数式を以て、tableau の—ボード上でデータ前準備の役割も担い、可視化する。
そんな動きが多かったのではないでしょうか?

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ただ一方で…世の中のデータの流れはこのようになっていると思います。(GCSやS3などは省略)

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ポイントは以下二点。
①ダッシュボード内で担っていた複雑なデータ前準備数式は、データウェアハウス内の SQL に移管された
※データからインサイトを得る表現豊かな数式は維持
②マスターデータを直接Tableauで繋がず、一度データウェアハウスなどを経由させるようになった(セキュアなものは別?)

ただし、この流れはDWHサービスを有する企業が、圧倒的に有利です。
しかしながら、tableau prep がOnline/Server以外の書き込み機能を持つことで以下のようなことが実現できるようになったと思います。

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ポイントは、
・DWHに入れるデータを格納する役割を一部担えるようになった。
・DWHのデータと手元データからPrepにてクレンジングし、アドホックに分析できるようになった。
・そしてその結果をExcelやcsvで書き出せるようになった。

※もちろん超膨大なログデータのようなものは、個別のストレージサービスからDWHに直接読み込ませるべきかと思います。

…何故書き出し先にBigQueryがない・・・お願い…BigQuery加えてという気持ちです。BigQueryを使うユーザーにとってもメリットが多い本機能…投票お願いします。

https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HDmNQAW/detail

第2:Tableauに新規参入する人にとって非常に安いプランになってる、だからお願いBigQueryを…

データ前準備のツールですが、実は非常に高額なサービスであることが多いです。具体的なツール名は出しませんが、年間で1000万以上するものや、有名な日本製のツールでも300万円から500万円程度にはなるかと思います。

ただしtableauの場合…tableau prep Builder 1ライセンスであれば年間10万円で済みます。手元のcli から起動すれば追加費用なく、定期実行も可能です。

またtableau の価格体系上、過去存在していたデータマネジメントアドオンの最低プラン数やビューアの最低数表記はないです。(購入フォームでもすでに記載がなくなっているので、まことしやかな噂ではなく、事実としてイチユーザーが言っても良いかな?と判断しました)

つまり tableau サーバーでの導入であれば年間11万円程度で、各種 Prep Condutorが使えると思って構いません…。それってすごくないですか…?

またサーバーの準備が大変な人は tableau Onlineを使えれば、年間40万円強から始めることができます。
これから tableau のデータ可視化の魅力は衰えないと思いますが、データ前準備のためだけにも、購入する人が出てきてもおかしくないのではないと思っています。

(´・ω・`)だからお願いBigQuery導入して…

以上です。

私が考えるtableauを用いたデータ前準備と tableau prep が持つ魅力をお伝えできたでしょうか…?
またその考え方は違うというのは大いにあるかと思います…。どうかご容赦ください。私イチ個人ではこのように、tableau Prepを捉えており、そしてこの機能の恩恵が同じ考えの人に、(BigQueryユーザーに)届いて欲しいと思っています。

少しでもtableau Prepの魅力と可能性が伝わり、そして何よりBigQueryExportのideaに投票が集まることを、強く祈っております

皆様がより計画的なデータ前準備ができますように!!

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