見出し画像

ちょっと長いけど、プロフィール

初めまして、廣川 環(ひろかわ たまき)と言います。短歌を作るのが趣味で、最近noteを始めた者です。

2000年生まれで、高校を卒業するまではずっと富山で過ごしました。

いまは大学生で、東京に住んでいます。

小さい頃から百人一首が好きで、本を読むことも大好きでした。短歌を作り始めたのは高校生になってからです。

高校生の時に幸いにも短歌でいくつかの賞を頂き、調子に乗って今でも続けています。

県の高文祭の文芸部門・短歌部門で賞を頂いた、私の代表歌を紹介します。


2016年(高校一年次)

砂と汗と制汗剤の香りとが僕らを夏へ駆り立てていく


2017年(高校二年次)

アメリカの空気たっぷり詰め込んだスーツケースを大事に開ける


2018年(高校三年次)

君からの既読つかなくなったとき動き始めた飛行機を知る


君からの既読……の歌は自分でもけっこう気に入っています。毎日毎日駄作でもいいから作り続けると、本当に時々、よい歌ができる。それがちょっと嬉しくてやめられないのです。


短歌をやっていたら憧れの歌人に会えてしまった。そんな素敵な体験もたくさんありました。

高二の夏、万葉短歌バトルという大会に文芸部の友達といっしょに参加したのですが、審査員だった佐佐木幸綱先制や小島ゆかり先生にお会いすることができました。


高校三年生の夏は信州総文祭に参加しました。もちろん文芸の短歌部門で。行ってみてプログラムを見ると、スケジュールの中に穂村弘さんの講演があることが分かりました。

私の、特に大好きな歌人です。

ところで、たまたま同じ部屋に止まった女の子(その子も穂村さんのファンでした)の引率の先生が運営の偉い先生だったらしく、穂村さんにサインもらいたいなら講演の後に控え室に入れるようにお願いしてあげるよと言ってくださいました。なんという幸運……!

ということで、講演を聞けるだけでも嬉しいのに直接お話ししてサインも頂き、記念写真まで撮らせて頂いたのでした。


もうひとつだけ、エピソードを。

高校三年生の冬、第3回福岡女学院短歌コンクールの高校部門で最優秀賞を頂きました。

2018、高3、ギブアップです

ギブアップですなんて言いつつ後輩は世界の始まりみたいに笑う


センター試験一ヶ月前に富山から福岡県まで行って受賞式に参加するという大それたことをしました。でも、審査員の俵万智さん、伊藤一彦さん、染野太郎さんなどにお会いできたのが本当に嬉しかった。何気ないことを歌った自分の短歌が、自分を見知らぬ土地へといざなってくれ、憧れの人に会わせてくれたという忘れられない経験です。


大学生になってからはQ短歌会に入り、短歌を続けています。短歌会のメンバーはとても面白い歌を作る人が多く刺激的。歌会に参加するのも楽しいです。これからも作歌に励みます。


noteを始めたのは、リアルでの繋がりがない人にも短歌を見てもらえたら嬉しいな……という気持ちからです。

顔見知りやTwitterで繋がっている高校同期や大学のクラスメイトはとても優しいんです。短歌を載せたら見てくれるしいいねと言ってくれる。地元の学校の恩師もとても優しくて、地元の新聞の歌壇を欠かさず見てくださる。

でも、狭いコミュニティの優しさに甘えているだけじゃあかんな、と思ったのです。

noteのことはまだよく分かってないのですが、はじめましての人にも読んでもらえるように精進したいと思ってます。どうぞ、よろしくお願いします。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?