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本当に価値あるものを失うショック

みなさま こんばんは。
お忙しい中ご覧いただき、ありがとうございます(^^)

今朝、土日の日課ランニングをし、いつもと少し違うコースを走ったら、ショッキングな光景に出くわしてしまいました!!あまりにもショックで、今回はいつもの管理職、マネジメント、コーチングとは違う事を書かせて下さい。(私的なとりとめない話です)

私は東京の郊外、まだ緑が残っている地域に住んでおります。
子供3人(と言っても歳の離れた一番下が既に高2)、この地域で育ててきました。

ショッキングな光景というのは、近所の雑木林が無くなっていた!!ことです。伐採だけではなく、根元から重機で掘り起こし、跡形も無い。もう見た瞬間、言葉になりませんでした。

その雑木林は子育てで、とってもお世話になり想い出もいっぱい。
駅からも幹線道路からも比較的近い場所なのに、カブトムシ、クワガタがたくさん採れ、特に虫好きだった3番目の子供とは、昼夜問わず何度も足を運びました。
そして、たぶん彼にいくつかの貴重な原体験を与えてくれました。

✔まだ保育園の頃、初めて連れて行きヒラタクワガタを捕まえた瞬間。

✔大きいノコギリクワガタ(やや珍しい)を数分で4匹捕まえた夜。

✔この地域でもあまり見かけない青大将(←ヘビです)を捕まえた初夏の昼下がり。

✔半分地面に埋まっている朽木をひっくり返し、大量の幼虫(カブトムシ)を発見した5月。

✔セミの幼虫が木に登るところ、脱皮し成虫になるところ。

明らかに普段では見られない興奮する姿や、じっと魅入る真剣な顔、
「ボクが見付けた!」「ボクが捕まえた!」誇らしげな声。

戦隊モノや仮面ライダーの映像やグッズ、トミカも沢山せがまれ買い与えたものの、そんな時とは比べものにならない、ホンモノの生きている子供らしい姿を見せてくれました。
みなさんは、そういう場所ってありませんか?

雑木林はここ数年、全く手入れ(雑草刈りや育ちすぎた木や枝の伐採)がなされておらず、気になっていました。恐らく私有地で、代替わりか何かで手入れをする人がいなくなってしまったのでしょう。
そして、この後は宅地として造成され売り出されていくのでしょう。

経済合理性を考えると、所有者は手間やコストが掛かるだけの土地なので、当り前のことをされたと思います。

でも雑木林は、地域の子供とその親には、かけがえのない本物の体験・価値を与えてくれたのもでした。
勝手に入ってタダでもらっていたものですが、沢山お金を払った戦隊グッズ
なんか(失礼)比較にならない価値がありました。

そういう本当に価値があるものが、経済の流れに乗らない為に失われていくことに、空しさ、やるせなさを感じます。
こういうことに無力な自分に腹立たしさも感じます。

寄付を募る、行政に頼る、スポンサーを探す、会員制の自然体験施設にする・・・などと考えても現実的ではありません。

世の中ではSDGsが盛んに叫ばれていますが、経済的価値に負けるために掛け声倒れになるものが沢山あるのでしょう。

ここまでお読み頂き、本当に感謝致します。
ダラダラと長くなりすみません。とりとめが無くなりました。

ただ、何ができるかわかりませんが、たとえ経済的な意味が無くても、本当に価値があるものを、ほんの少しでも守っていきたいと想うし、そういう仲間を増やしていきたいと想いました。

それでは。

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