第3回「転職先」

3回目は転職先の話です。

目指すはコンサル。未経験の自分はしっかり教育も受けたく、外資含めた大手のコンサル中心に受けましたが、アパレルにしかいなかった30代半ばではやはり厳しく、断念。

次に、他業界の事業企画系で探して、何とかIT商社の戦略部門での内定を頂き、昨年入社。

転職したくて、自分でも簡単には勉強してきましたが、目論見通り、入社1年でもマーケ、ロジカルシンキングの研修は何度かありましたし、

入った部署の同僚がアクセンチュアやデロイト出身ということもあり、リサーチ、分析、企画立案のロジカルな考え方などそれなりに学べたと思っています。

やはり、現業界での仕事や研修でもマーケのダメな例として必ず挙げられるのがアパレル。

理由はターゲティングや、ユーザーに届けたい価値がフワフワしすぎてるというようなことです。

それがアパレルの良さ、自分でブランドやるなら作りたいもの作るから、マーケの基本「WHO,WHAT,HOW」なんか決めないけど、ある程度の会社のブランドでコンセプト打ち出してやってますとしては弱すぎるのかなと。

もちろんアパレルのいい例もあり、、ショップ店員のスター化やライブコマースなど売り方の多様性は注目されています。

ちなみに、第1回で書いた、アパレルに入った理由の一つ「好きなものを扱う」という点は辛くない?という点に於いては今の所大丈夫です。

アパレルにいても本当に好きな服だけ売るには自分でブランドやるしかない。

特に商社でOEMやっていたときはレディースの担当もしたし、「俺ならこんな機能いらないけど」と思って売っていました。

むしろ、しっかりスペック明確にして商品を提案している今の業界の方が「自分も本当に欲しい」と思う商品が多かったりします。

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